「岩合光昭の世界ネコ歩き」でもお馴染み、リオデジャネイロのねこのシキーニョと飼い主の深い絆とは
2018年 04月 15日ニュースを見ていた人たちでシキーニョに気づいた人たちがこの出来事をSNSで拡散。キャプチャー画面と共にインターネットで広まったという。
アレシャンドリさんがシキーニョと暮らし始めたのは14年前で、もともとは別れた元恋人のねこだったという。アレシャンドリさんの元恋人はあまり外出が好きではなかったため、アレシャンドリさんがシキーニョを散歩に連れて行っていた。やがてシキーニョは彼女に嫉妬されるほどアレシャンドリさんになついたという。
「シキーニョは、当時恋人だった彼女が連れてきたねこでした。あまりにいたずらねこだったので彼女は手に負えないから、ぼくが飼うことになったんだ。最後に彼女はぼくに質問したよ。『私とねことどっちが好きなの?』って。もちろん答えは、ねこだった(笑)」(アレシャンドリさん)
バイクに乗るのが好きなアレシャンドリさんはシキーニョをバイクに乗せて出かけることが多く、風よけのためにサングラスとヘルメットを着用させていたが、その様子が話題になるようになったという。
また、アレシャンドリさんにとってシキーニョは生きていくうえでの恩人ならぬ“恩ねこ”でもある。
(次ページへつづく)
(文/麻生雅人、写真/Reprodução/TV Globo)
写真はホッシーニャで起きた事件を伝える「RJTV」。画面左下にアレシャンドリさんとシキーニョが写っている。TVグローボ系列の番組はIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴の問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで)