演歌歌手の小桜舞子さん、アマゾナス劇場で日本人初となるコンサートを開催

2018年 12月 4日

アマゾナス劇場 演歌

11月25日(日)、日本の演歌歌手・小桜舞子さんが、ブラジル、アマゾナス州マナウス市にある、19世紀に建立されたオペラハウス、アマゾナス劇場で「ブラジル移民110周年」を記念して単独コンサートを開催しました。

アマゾナス劇場はマナウス市の歴史遺産でもある歴史的建造物で、同劇場で日本人の歌手が公演を行ったのは今回が初めてとのことです。

小桜さんは2016年と2017年にもサンパウロ市の文協大講堂で2000人の観客を前に公演を行っており、ブラジルでのコンサートは今回が3度目となります。サンパウロ公演に来場していたマナウス市在住の日系人の要望で、マナウスで公演を行う運びとなったとのことです。

公演は現地在住の日系2世、3世をはじめとする観衆を前に約2時間半にわたって行われ、小桜さんは昭和の名曲や童謡、民謡、自身の持ち歌などを歌い、大きな歓声に包まれたとのことです。

また小桜さんはステージ上で、ブラジル文化協会から感謝の盾を贈られました。

アマゾナス劇場でも披露された新曲「他人傘」は12月12日に所属レコード会社のテイチクから発売される予定です。

アマゾナス劇場 演歌

(文/麻生雅人、写真提供/テイチクエンタテインメント)