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FOODEX 2019、3月5日開幕。今年はカシャッサ・ステーションが登場

3月5日(火)、幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)で、アジア最大級の食品・飲料専門展示会、FODEX JAPAN2019(第35回国際食品・飲料展)が開幕する。

今年はブラジルパビリオンに「カシャッサ・ステーション」が設置され、ブラジルの国民的人気ブランドのカシャッサや、ブラジル各地で造られているクラフト・カシャッサが大体的に紹介される。

サトウキビを蒸留して造るカシャッサは、テキーラ、ラム、ウォッカ、ブランデーなどと並び世界でも広く知られている蒸留酒(スピリッツ)だ。

カシャッサの普及団体カシャッサ・カウンシル・ジャパンの麻生雅人主任研究員によると、2018年の時点で77カ国に輸出されているという。

「ブラジルカシャッサ研究所(IBRAC/イビラッキ)の発表によると、カシャッサの輸出先上位3か国はアメリカ合衆国、ドイツ、パラグアイ。これに続くのがポルトガル、イタリア、フランスとなっています」(カシャッサ・カウンシル・ジャパン 麻生雅人・主任研究員 )

ブラジルでは国民的人気カクテルのカイピリーニャのベースとしても広く親しまれているが、近年、存在感を増しているのがクラフト・カシャッサだという。

「個人の酒造家または小規模な蒸留所が丁寧に造るクラフト・カシャッサ は、日本酒でいう純米吟醸酒のような存在。いわば、純サトウキビ吟蒸酒。蒸留後、添加物も加えず、飲用として高品質な部分のみを瓶詰めするのが特徴です。カシャッサのアルコール度数はブラジルの法律で38%~48%と定められており強いお酒ではありますが、いいカシャッサは、口あたりが優しくなめらかです」( 同)

蒸留した酒を木の樽で熟成させることで、琥珀や黄金の色を楽しんだり、気品あるアロマを楽しむのも、クラフト・カシャッサならではの文化だ。

「ウイスキーやワインの熟成に使う樽でおなじみのオークのみならず、ブラジルの豊かな自然がは育んだ多種多様な木が樽の材料に使われ、無数の味や香りを楽しむことができるのもクラフト・カシャッサの醍醐味です」(同)

ブラジル・パビリオンのカシャッサ・ステーションでも、カルヴァーリョ(オーク)、イペー、アンブラーナ、ジェキチバなど珍しい木の樽で熟成されたクラフト・カシャッサが並ぶ。 そして 今回のFOODEXでは、 ペルナンブッコ州、 ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州、リオグランジドスウ州と、北から南まで多彩な地域のカシャッサが紹介されている。

「ブラジル各地で銘酒が造られていましたが、近年、ガストロノミーの世界で地方特有の食材や食文化に注目が注がれるようになったことも、各地の地酒が注目される要因のひとつとなっています。土壌や気候が異なれば、原料のサトウキビ自体の風味も異なります。生産地や熟成の樽に使われた木の違いに留意すれば、クラフト・カシャッサの繊細で奥深い世界を堪能することができます」(同)

FODEX JAPAN2019(第35回国際食品・飲料展)は幕張メッセで3月5日(火)~8日(金)まで開催される(https://www.jma.or.jp/foodex/)。

(文/加藤元庸、写真提供/カシャッサ・カウンシル・ジャパン)

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