カシャッサを使った“大分県豪雨災害復興支援カクテル”が登場

2020年 08月 21日

国産スピリッツTUMUGIとカシャッサを使ったカクテル「TUMUGI HIGH BALL」(画像提供/トランジットジェネラルオフィス)

大沢伸一がプロデュースを手掛けていることでも知られる、音響にとことんこだわったバー「MUSIC BAR」(東京・代々木)では、8月19日(水)より大分県豪雨災害復興支援カクテルの提供を始めた。

「Pray for Oita」と題された今回の支援カクテルプロジェクトでは2種類のカクテルが提供されているが、そのうちのひとつに、ブラジルの国民種でもあるカシャッサが使われている。

九州、中部、東北地方をはじめとする広範な地域において甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨では、大分県も大きな被害を受けた。

「Pray for Oita」は、大分県出身である「MUSIC BAR」のチーフバーテンダー水口拓也さんが、地元のために何か復興支援ができないかと考え、同県宇佐市を拠点とする三和酒類株式会社と立ち上げた支援プロジェクトだという。

今回提供される2種類の大分県豪雨災害復興支援カクテルの売上の50%は、日本赤十字社大分県支部に寄付される。

大分県豪雨災害復興支援カクテル「THE SG STRAW SMASH」(画像提供/トランジットジェネラルオフィス)

2種類のカクテルは、どちらも大分県の三和酒類が製造している製品がベースとなっている。

「THE SG STRAW SMASH」(1,200円)は、三和酒類と、後閑信吾氏率いる国際的バーカンパニーSGグループとの共同プロジェクトで生まれたTHE SG SHOCHU MUGIをベースに、イチゴ、ラズベリーを使用したスマッシュスタイルのフルーツカクテル。THE SG SHOCHU MUGIのフルーティーで豊かな香りとベリーとの相性が抜群で、芋焼酎らしいやさしい口当たりが特徴だとう。

「TUMUGI HIGH BALL」(1,200円)は、麹を使った日本の酒造りの伝統技法と国産の柑橘類が融合したカクテルベースのスピリッツ=“ワピリッツ”のTUMUGIをベースに、カシャッサ「51(シンクエンタ・イ・ウン)」と、大分県産のカボスを使用。ハイボールスタイルで提供する爽やかな飲み口のリフレッシュカクテルとのこと。

カシャッサとカボスをTUMUGIに合わせることで、TUMUGIが持っている麹由来のクセがやわらいで、スッキリとした口当たりになったという。

「Pray for Oita」大分県豪雨災害復興支援カクテルの提供は9月13日(日)まで行われる。

MUSIC BAR(渋谷区代々木1-28-9)
月~木、日 18:00-24:00(23:00 L.O)
金、土 18:00-27:00(26:30 L.O)
電話: 03-6300-0159

(文/麻生雅人)