駐日ブラジル大使館の壁面にモニカと仲間たちが登場
2021年 02月 4日
先月(1月)中旬、駐日ブラジル大使館のファザードの壁面が、ブラジルを代表する国民的人気漫画家マウリシオ・ヂ・ソウザの作品で飾られた。
親日家として知られ、かつて故・手塚治虫とも交友のあったマウリシオ・ヂ・ソウザによるこの作品は日伯友好がテーマとなっており、日本からの移民を乗せてブラジルへ渡った笠戸丸も描かれている。
このウォールアート作品に登場しているのはマウリシオの代表作で国民的人気漫画「トゥルマ・ダ・モニカ」のキャラクターたちだが、同作品をベースにしたショートアニメ「モニカトイ」は、2020年10月にフジテレビの「キャラダチミュージアム~MoCA~」で紹介されるなど、話題となっている。
駐日ブラジル大使館の壁面は、これまでにもさまざまなブラジルのアーティストを紹介してきた。
2012年にはグラフィッチアーティストのチチ・フリークとプレストが来日して、同壁面でコラボ作品を作成している。
2016年にはウォールアート作家のエドゥアルド・コブラが来日してオリジナルのムラウを作成したほか、2018年にはNY在住の現代アート作家ヴィック・ムニースの作品が飾られていた。
(文/麻生雅人)