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フットボールをテーマに展開する「pucca droowa」のブランド・フィロソフィー

「football is art」TEE【Estadio Governador Placido Castelo 2014】(画像提供/pucca droowa)

アンディ・ウォーホルのアート風に描かれたマルセロ(?)、FIFAワールドカップ試合後の名場面…。

フットボールをテーマにしたオリジナルのポップアートを、Tシャツや小物類、オブジェなどで展開するブランド「pucca droowa(プッカドルーワ)」が2021年から本格始動した。シリーズ第一弾として、ブラジルシリーズを展開している。

pucca droowaは、「フットボールを愛する人の為に、フットボールを愛する人が創る、フットボールファッションブランド」。ブランド名の由来は“ワールドカップ”だ(逆さ読みするとワールドカップ)。

Football is art TEE 【Cheerful Brazilian】(画像提供/pucca droowa)

ブランドを立ち上げたのは、社会人リーグで活躍する現役フットボール選手でもある梶田雄己さんと、ファッションデザイナーの桜場圭佑さん。

2020年11月ころからiPhoneケースなどをプレリリースと言う形で発売しはじめ、2021年に本格的にシリーズ展開を始めた。

ブランドのフィロソフィーは、「人を繋ぐ、心を動かす、世界に伝える」。

ボール一つで国籍も人種も性別も問わず、 いつでもどこでも人を繋げ、人々を夢中させて人々の心を動かしているフットボールのように、ファッションを通じて、心を動かせるようなシーンを一つでも多く提供して、人を繋いでいけるようなアイテムを日本から発信していく。

「世界の国や地域にフォーカスして、生活の中にフットボールを感じられるようなデザイン、プロダクトを創り、ワールドカップのように世界中で愛されるブランドを目指しています」(梶田雄己さん)

毎年、国ごとにシーズンのテーマを決めて展開する予定とのことだが、一般的なブランドのコレクションのようにプロダクトを入れ替えてしまうのではなく、思い入れのあるデザインは定番化していくとのこと。

シリーズの第一弾は、梶田さんにとっても思い入れの深いブラジルが題材となった。ブラジルシリーズではリオ在住のカメラマン、伊藤大輔氏ともコラボレーションを行っている。ブランドのブラジルへの想いは公式HPにも綴られている(https://puccadroowa.com/brazil)。

伊藤大輔×pucca droowa ファベーラTEE BOASORTE(画像提供/pucca droowa)

また、pucca droowaではデザインだけでなく、プロダクト自体のクオリティにもこだわっている。

「プロダクトごとに、それぞれ信頼できるメーカー、工場と共に作っています。Tシャツは、生地にはセミコーマ糸を使用して柔らかな肌触りを大事にしながら、上質感のあるシルエットに仕上げています。モバイルアクセサリーもメーカーと打ち合わせを重ねて、使いやすい形状、スペックを追求しています」(梶田雄己さん)

pucca droowa
ブランドHP https://puccadroowa.com/
オンラインストア https://shop.puccadroowa.com/
Instagram puccadroowa

(文/麻生雅人)

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