【RIZIN.35】ホベルト・サトシ・ソウザ試合後インタビュー。“Bellator王座”への挑戦を宣言

2022年 04月 18日

ジョニー・ケースと対戦したホベルト・サトシ・ソウザ(右)(写真/(C)RIZIN FF)

4月17日(日)、武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて格闘技イベント「RIZIN.35」が開催された。

ブラジル人選手でRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザは、メインイベントでジョニー・ケースを挑戦者に迎え2度目の防衛戦に挑んだ。

両者は2年半前のライト級トーナメントで対戦しており、サトシのMMAでの唯一の敗北がケース戦だったため、今回が待ちに待ったリベンジの機会だった。

1R、サトシはストライカーのケースを相手に果敢に打ち合い、パンチをヒットさせる。攻防の中でサトシはケースの背中に飛びついたが、ケースはこれを落とした。その動きの中でサトシはケースの右手をつかんでおり、アームバーまで持っていきタップを奪い、リベンジと防衛を果たした。

試合後のインタビューでは、「本当にとても嬉しいです。この試合(ケース戦)だけ負けていたので、リベンジしたかったのでよかったです」と安堵の表情を浮かべる一方、王者としてプレッシャーがあったこと明かした。

「公開計量の時は、足が震えるほど緊張していました。でもそれはケース選手と戦うことによっての緊張ではなく、この大会に出るからです。(チームの)三崎和雄さんも『緊張をすることはとてもいいことだけど、それをコントロールしなくてはならない』と言っていました」と、緊張を自らコントロールしていたことも明かした。

またサトシは、かねてよりRIZINと協力関係にある米国第二のプロモーション、Bellatorの王座にも挑戦したいと発言している。

Bellatorの現ライト級王座は同じブラジル人のパトリッキー・ピットブルだが、ピットブルへの挑戦について問われると「まだすぐにはできない。わたしは彼が打撃をやっている期間が長いことと、レベルも分かっています。もっと練習して自分に自信を持ちたいです。いつも向上したいし、後ろには戻りたくありません。パトリッキーを目標にしています。彼はワールドクラスの王者ですから」と2つ目のベルトへの挑戦を宣言した。

(文/Viviane Yoshime)