第97回アカデミー賞ノミネート作品「アイム・スティル・ヒア」のフェルナンダ・トーヘス、“夢はジェームズ・ボンド映画への出演”!?
2025年 02月 17日
ブラジルを代表する女優のひとりで、ナンダの愛称で親しまれているフェルナンダ・トーヘス(フェルナンダ・トーレス)が、アメリカ合衆国のメディアのインタビューで、今後のキャリアについて語ったと、ブラジルの大手メディア「オ・グローボ」(2月13日づけ)が報じている。
フェルナンダ・トーヘスは現在、主演映画「アイム・スティル・ヒア(現代「アインダ・エストウ・アキ」、日本公開タイトル未定)」のアカデミー賞に向けてのキャンペーンのため、アメリカ合衆国の数々のメディアのインタビューに答えている。
同映画は、 第97回アカデミー賞において最優秀作品賞、国際映画賞、女優賞の3つの部門にノミネートされている。
フェルナンダ・トーヘスは「ヴァラエティ」誌のインタビューの中でアカデミー賞受賞後のキャリアの計画について語り、具体的な願望も明らかにした。質問に対しナンダは、「ジェームズ・ボンドの悪役の秘書」と、冗談めかして述べたという。
「そして、ただ、こう言うのです。『彼は隣の部屋で待っていますよ、ボンドさん』。これが私の夢です。この一言だけです。これが私がやりたいことの全てです」
またフェルナンダ・トーヘスは、「アイム・スティル・ヒア」の成功後のブラジル国外での活動についての質問に対し、「私はブラジルでのキャリアと国際的なキャリアとを切り離して考えていません」と語ったという。
「キャリアというものは、良い映画、演劇、テレビで成り立っています。ヨーロッパの芸術映画に出演したいのと同じように、アクション映画にも出演したいです」(フェルナンダ・トーヘス)
(文/麻生雅人)