大阪・関西万博、ブラジルのナショナルデーでは予約なしで楽しめる企画がもりだくさん

2025年 06月 14日

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6月21日にEXPOアリーナ「Matsuri」でコンサートを行うゼカ・パゴジョーニョ(写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)

大阪・関西万博では、ブラジルのナショナルデーが開催される6月21日(土)午後17時からEXPOアリーナ「Matsuri」で、大物アーティストのゼカ・パゴジョーニョが来日してコンサートを行う。本コンサートは予約不要で観覧が可能。

また、ブラジルパビリオンでは、ブラジリアンデーを含む6月20日から28日まで「ブラジル週間」と銘打ってさまざまなイベントを開催する。

「ブラジル週間」の8日間、ブラジルパビリオンでは午後19時から、ブラジルが誇る大女優フェルナンダ・モンチネグロの代表作5作品を上映する。

8月8日に日本公開を控える映画「アイム・スティル・ヒア」で主演を務めたフェルナンダ・トーヘスの母親でもあるフェルナンダ・モンチネグロは、主演作「セントラル・ステーション」が日本でもヒットしている。モンチネグロは「アイム・スティル・ヒア」では、フェルナンダ・トーヘスが演じている、ブラジルが誇る女性活動家エウニッシ・パイヴァの晩年期を、演じている。

「ブラジル週間」で上映されるのは「セントラル・ステーション」(ベルリン国際映画祭金熊賞)、「彼らは喪服を着用しない(Eles não usam black tie)」(ヴェネチア国際映画祭金獅子賞)、「ア・ファレシーダ(A falecida)」、「砂の家(Casa de areia)」、最新作の「ヴィトーリア(Vitória)」。

6月21日(土)のブラジルのナショナルデーでは、東ゲートゾーン EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」で午前11時から行われる公式式典に続き、11時20分からは、サンパウロ出身の小野リサのコンサートが行われる。

東ゲートゾーン EXPO ホール「シャインハット」では、午後13時~15時にマンイアナ、15時半~17時にアルナウド・アントゥニス&ヴィトール・アラウージョのコンサートが行われる。こちらも予約は不要。

マンイアナことアナ・クラウヂア・ロメリーノはエクスペリメンタルなサウンドを得意とするリオデジャネイロ出身のシンガー・ソングライター。

マリーザ・モンチ、カルリーニョス・ブラウンと組んだユニット、トリバリスタスでもおなじみのシンガー・ソングライター、アルナウド・アントゥニスは、ペルナンブッコ州出身のピアノ奏者ヴィトール・アラウージョと共演する。

(文/麻生雅人)