カルロ・アンチェロッティ監督、韓国・日本との親善試合代表メンバーを招集

2025年 10月 2日

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9月6日、テレゾーポリス(リオデジャネイロ州)。FIFAワールドカップ予選に向け、グランジャ・コマリーでトレーニングを指揮するアンチェロッティ監督(写真/Rafael Ribeiro/CBF)

ブラジル代表監督であるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督は、10月の国際試合期間に韓国と日本と対戦する親善試合に向けて、代表メンバーを水曜日(10月1日)に発表した。

選ばれた26人の中で注目されたのは、レアル・マドリード(スペイン)所属のフォワード、ロドリゴとヴィニシウス・ジュニオールの復帰だった。

ヴィニシウス・ジュニオールは、前回の代表招集にはアンチェロッティ監督の判断で参加していない。その理由は、彼が試合の一つで出場停止処分を受けていたためだった。一方、ロドリゴは、レアル・マドリードでの元指揮官であるアンチェロッティ監督によって、今回初めて代表に選ばれた(アンチェロッティ監督は昨季の欧州シーズンで両選手をスペインのクラブで指導していた)。

「ロドリゴは代表にとって非常に重要な選手です。彼は非常に優れた技術的特性を持っており、攻撃のすべてのポジションでプレーできます。大いに貢献してくれるでしょう」とアンチェロッティ監督は語った。

ブラジルは10月10日午前8時(ブラジリア時間)にソウル・ワールドカップスタジアムで韓国と対戦し、14日午前7時30分には東京の味の素スタジアムで日本代表と対戦する予定。

アンチェロッティ監督によると、アジア諸国との試合の後、ブラジルはアフリカ諸国との対戦を予定しており、その後はヨーロッパの強豪国との対戦が計画されているとのこと。

「ワールドカップに向けて非常に良い計画を立てていると思います。今回のFIFAの国際試合期間ではアジアのチームと対戦し、11月の期間ではアフリカのチームと、そして3月にはヨーロッパのチームと対戦する予定です。世界最高の大会に向けて、良い準備だと考えています」(アンチェロッティ監督)

招集メンバー一覧:
ゴールキーパー:ベント(アル・ナスル)、エデルソン・モラエス(フェネルバフチェ)、ウーゴ・ソウザ(コリンチャンス)
ディフェンダー:カイオ・エンヒッキ(モナコ)、カルロス・アウグスト(インテル)、ドウグラス・サントス(ゼニト)、ミリトン(レアル・マドリード)、ファブリシオ・ブルーノ(クルゼイロ)、ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)、ベラウド(PSG)、ヴァンデルソン(モナコ)、ウェズレイ(ローマ)
ミッドフィールダー:アンドレ(ウルヴァーハンプトン)、ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)、カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)、ジョアン・ゴメス(ウルヴァーハンプトン)、ジョエリントン(ニューカッスル)、パケタ(ウェストハム)
フォワード:エステヴァン(チェルシー)、ガブリエウ・マルチネッリ(アーセナル)、イゴール・ジェズース(ノッティンガム・フォレスト)、ルイス・エンヒッキ(ゼニト)、マテウス・クーニャ(マンチェスター・ユナイテッド)、リシャルリソン(トッテナム)、ロドリゴ(レアル・マドリード)、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)