サンパウロ州におけるメタノール中毒による死亡者数は5人に

2025年 10月 9日

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サンパウロ州では文民警察と関係諸機関の連携により、偽造酒や販売に適さない飲料の取り締まりを強化している(画像提供/Divulgação/Governo de SP)

サンパウロ州政府は、今週水曜日(10月8日)の夕方、州内でメタノール中毒による5人目の死亡を確定した。犠牲者は、サンパウロ市在住の54歳、46歳、45歳の男性3人、サンベルナルド・ド・カンポ市在住の30歳の女性、そしてオザスコ市在住の23歳の男性だった。

政府はさらに、この物質による中毒の他の15件を確認し、181件を調査中であることを明らかにした。また、6件目の死亡例も調査中となっている。

サンパウロ市は確認された症例数が最も多い都市で(16件)、次いでオザスコ市(1件)、サンベルナルド・ド・カンポ市(1件)、イタペセリカ・ダ・セーハ市(1件)、グアルーリョス市(1件)となっている。

今週水曜日(10月8日)、保健当局はサンパウロ市東部にある1つの店舗を、衛生状態の不備や期限切れ食品があったために閉鎖した。アルコール飲料6本が押収された。

州政府によると、これまでに合計12の店舗が閉鎖され、州の衛生監視チームが市の衛生監視機関、消費者保護機関(Procon)、文民警察と連携して23か所を検査した。

また、財務・計画局は、6つの流通業者と2つのバー、合計8つの事業所の州登録を予防的に停止した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)