ブラジルとスコットランド、W杯での対戦は今回が5度目
2026年 06月 25日
ブラジル代表のグループC最終戦が、24日(水)19時(ブラジリア時間=BRT)/25日(木)7時(日本時間=JST) に米国マイアミで行われる。カナリア軍団は、W杯で過去にも対戦経験のあるスコットランドと相まみえる。
<歴史的な相性>
W杯の歴史において、ブラジルとスコットランドが顔を合わせるのは今回が5度目となる。これによりスコットランドは、ブラジルがW杯で最も多く対戦した相手の2番手グループに並ぶことになる。
イタリア、オランダ、メキシコ、旧チェコスロバキアと並び、対戦数は5試合。最多はスウェーデンの7試合だ。
1974年、西ドイツ大会では両者はスコアレスドロー。
8年後の1982年スペイン大会では、ブラジルがジーコ、オスカー、エデル、ファルカンの得点で4–1の逆転勝利を収めた。
1990年イタリア大会では、FWミュラーのゴールでブラジルが1–0で勝利。
さらに1998年フランス大会の開幕戦では、セザール・サンパイオの得点と、トム・ボイドのオウンゴールにより、ブラジルが2–1で白星を挙げた。
両国が最後に対戦したのはロンドン(イングランド)のエミレーツ・スタジアムで行われた国際親善試合で、ブラジルが2–0で勝利した。当時の指揮官はマノ・メネーゼスで、先発メンバーは以下の通り。
ジュリオ・セーザル;
ダニエウ・アウヴェス、ルシオ、チアゴ・シウヴァ、アンドレ・サントス;
ルーカス・レイヴァ(サンドロ)、ラミレス、エラーノ(エリアス)、ジャジソン(ルーカス・モウラ);
ネイマール、レアンドロ・ダミアン(ジョナス)
この試合では、ネイマールが2得点を挙げている。
<ブラジル代表の順位>
ブラジルはここまで1勝1分の勝ち点4で、同じく4ポイントのモロッコを得失点差(ブラジル+3、モロッコ+1)で上回り首位に立っている。スコットランドは勝ち点3で3位、ハイチは勝ち点0で最下位につけている。
ブラジルの欠場者は1人のみ。右太もも裏を負傷したハフィーニャが戦列を離れる。一方、右ふくらはぎの2度損傷から回復したネイマールは、ついに今大会での初出場が可能となった。
背番号10は1カ月以上実戦から遠ざかっていたものの、この1週間はチームとともに制限なくトレーニングをこなし、復帰に向けて状態を整えている。
<グループの行方は依然不透明>
ブラジルがマイアミでスコットランドと対戦するのと同じ時間帯に、アトランタ(米国)ではモロッコとハイチが顔を合わせる。すでにカリブ海代表のハイチは敗退が決まっている一方、アフリカ代表の“アトラスのライオン”ことモロッコは、なおもグループ首位を争っている。
首位争いの第1基準は当該チーム同士の対戦成績だが、ブラジルとモロッコは今月13日にニュージャージー(米国)で行われた試合を1–1で引き分けているため、決着は得失点差に委ねられる。
グループ首位を維持することは、ブラジルのスタッフ陣にとって極めて重要とされている。首位通過すれば、チームは引き続きニュージャージーを拠点とでき、決勝まで進んだ場合でも試合はすべて米国国内で行われるため、移動負担を最小限に抑えられる。
一方、2位通過となれば、ブラジルは16強プレーオフ(ラウンド32)をメキシコ・モンテレイで戦うことになり、再び米国に戻るのはベスト16以降となる。いずれの場合も、決勝トーナメント初戦の相手はグループF(オランダ、スウェーデン、日本、チュニジア)のいずれかとなる。
さらに、ブラジルには「グループ3位の上位8チーム」としての突破の可能性も残されている。これは、ブラジルがスコットランドに敗れ、同時にモロッコがハイチに引き分けるか勝利した場合に起こり得る。このシナリオでは、ブラジルの対戦相手はドイツ、メキシコ、あるいはグループI(フランスまたはノルウェー)の首位チームとなる可能性がある。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




