アンチェロッティ監督、ネイマールの出場可能を示唆 ハイアンの先発起用にも言及
2026年 06月 25日
ニュージャージーからマイアミへのフライトが2時間半遅れた影響で、カルロ・アンチェロッティ監督の記者会見は、当初予定されていた23日(火)20時15分(ブラジリア時間)から大幅に遅れ、開始は22時過ぎとなった。長旅で疲労があったにもかかわらず、指揮官は米国の悪天候によるトラブルをユーモアを交えて受け止めた。
「夜の9時に記者会見をするなんて、とても貴重な経験だよ(笑)」と、ブラジリア時間より1時間遅い現地時間を引き合いに出して語った。
冗談を交えつつも、会見では当然、ブラジリア時間24日(水)19時(日本時間25日(木)7時)に行われるスコットランド戦でのネイマール復帰が最大の焦点となった。ネイマールは右ふくらはぎの2度損傷から回復し、この1週間は通常メニューで練習をこなしており、キャリア4度目のW杯でついに初出場を迎える可能性がある。
「ネイマールは今週よくトレーニングしてくれた。彼の復帰をとても嬉しく思っている。彼のクオリティがあれば、チームを大いに助けてくれるはずだ」(アンチェロッティ監督)
続けて、1カ月以上実戦から遠ざかっている背番号10がどれほどの時間プレーできるのかという質問が飛んだ。
「彼はプレーできるよ。私だって歩きながらなら90分プレーできる(笑)。彼は本当に良い練習をしていたし、私は彼にとても満足している」(アンチェロッティ監督)
アンチェロッティ監督は、ネイマールの状態に太鼓判を押しつつ、スコットランド戦での起用に前向きな姿勢を示した。
<ハフィーニャの不在>
ただしネイマールは、試合勘の不足もあり、スコットランド戦ではベンチスタートとなる見通しだ。
前節、19日(金)に米フィラデルフィアで行われたハイチ戦(3–0)からの変更点は、右太もも裏を負傷したハフィーニャの欠場のみとなる。
アンチェロッティ監督は背番号11の代役を明言しなかったものの、起用の最有力がハイアンであることを示唆した。元ヴァスコ所属で、現在はイングランドのボーンマスでプレーするハイアンは、同じくFWのルイス・エンヒッキと先発の座を争っている。
「ハイアンは、ハフィーニャの代わりに(ハイチ戦で)途中出場した時、とても良いプレーをした。彼は“幅を取る”という点で大きな可能性を持っている。つまり、タッチライン近くに張ってプレーし、味方の侵入スペースを作り出せる選手だ。他にもシステムに適応できる選手はいるが、幅を必要とするならハイアンがその役割を果たせる」(アンチェロッティ監督)
さらに指揮官は、イエローカード累積にリーチがかかっている左サイドバックのドウグラス・サントスと、同じく警告1枚のカゼミーロを温存する考えを否定した。
「われわれは最良の布陣で試合に勝つことだけを考えている。カードのことは考えていない。90分間、全力で戦わなければならない」と締めくくった。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




