ブラジルのアウキミン副大統領、アルゼンチン大統領による侮辱発言に苦言

2026年 07月 29日

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ブラジルへの侮辱発言を行ったアルゼンチンのミレイ大統領に苦言を呈した、ブラジルのアウキミン副大統領(写真:Paulo Pinto/Agência Brasil)

ブラジルのジェラウド・アウキミン副大統領は7月28日(火)、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が先週土曜日に、ブラジルのサンパウロ市で行われた自由党(PL)党大会に参加した際、ブラジルに対して発した侮辱的発言を非難した。

PL党大会では、クーデター未遂などの罪で収監・有罪判決を受けているジャイール・ボウソナーロ元大統領の息子であるフラヴィオ・ボウソナーロ上院議員(PL・リオデジャネイロ州)の大統領選出馬が正式に承認された。

PL党大会に参加したミレイ大統領は、ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領を「受刑者」などと呼んで侮辱したほか、ブラジル連邦最高裁(STF)でクーデター未遂事件の審理を担当するアレシャンドリ・ジ・モラエス判事を「ハゲのゴミ」と罵倒した。

これを受け、ブラジルのマウロ・ヴィエイラ外務大臣は26日(日)、ブラジル駐在のアルゼンチン大使ダニエル・ライモンディ氏を召喚し、ブラジル政府としてアルゼンチン大統領の発言に強い遺憾の意を伝えた。

サンパウロ市内でのイベント後の取材で、アウキミン氏は、アルゼンチン大統領が「ブラジルの内政への介入」を「極めて粗雑な形」で行ったと強調した。

「友好国であり、メルコスールの一員でもある隣国の大統領が、自国に害を及ぼす行為をするのは残念だ。(他国の)大統領が選挙の時期にブラジル訪れ、他国の選挙に関与すべきではない」と副大統領は述べた。

アウキミン氏は、ミレイ氏の姿勢が両国の通商関係に影響するかどうかについて直接の回答は避けたものの、ブラジルはアルゼンチン産品を最も多く購入する国であり、隣国最大の貿易相手国であることを指摘した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)