ブラジルの小売業販売額は6月に0.5%増、上半期は1.9%の伸び

2026年 08月 14日

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6月のブラジルの小売業販売額は前年同月と比べて2.9%の増加となった(写真:Fabio Rodrigues-Pozzebom/Agência Brasil)

【リオデジャネイロ 8月13日】ブラジルの小売業販売額は、5月から6月にかけて0.5%増加し、今年上半期は前年同期比で1.9%の拡大となった。

2025年6月との比較では2.9%の増加。過去12か月の累計では1.6%のプラスとなっている。2026年第2四半期は、第1四半期比で0.4%の減少が記録された。

これらのデータは、ブラジル地理統計院(IBGE)が(8月13日(木)の朝に公表した「月次小売業調査(PMC)」によるもの。最近の動向により、小売業部門は2026年3月に記録した過去最高水準を0.8%下回る水準にある。

IBGEの調査担当アナリストのクリスチアーノ・サントス氏は、「この時系列(2000年1月開始)における2番目に高い水準になります」という見方を示した。

サントス氏は、統計的な見え方として「前の月が高すぎると、成長率が低く見えるという統計上の現象があります」と指摘した。

直近の月との比較では、2026年に販売が減少したのは1か月のみだった。

1月:0.5%
2月:0.8%
3月:0.8%
4月:-1.5%
5月:0.3%
6月:0.5%

<インフレの減速が追い風に>

またサントス氏は、6月の販売を押し上げた要因のひとつとしてインフレの減速(5月の0.58%に対し、6月は0.16%)を挙げる。もうひとつの要因は、就業者数の増加(前月比1.1%の上昇)である。

IBGEが調査する8つの活動グループのうち、半数が5月から6月にかけて増加を示した。

燃料・潤滑油:-1.7%
ハイパー・スーパーマーケット、食料品、飲料、たばこ:1.1%
繊維、衣料品、履物:-2.6%
家具・家電:0.4%
医薬品、医療・整形用品、香水類:0.2%
書籍、新聞、雑誌、文房具:-9.9%
事務機器、情報機器・通信機器:-1.3%
その他の個人・家庭用雑貨:2.4%

また、卸売部門を含む「広義の小売業」(自動車・オートバイ・部品、建設資材、食料品・飲料・たばこ)では、指標は5月から6月にかけて1%の減少となり、上半期累計では1.9%の伸びを示した。過去1年間では0.8%のプラスとなっている。

2026年6月時点で、広義の小売業は2026年2月に記録した過去最高水準より2.1%低い位置にあった。

「月次小売業調査(PMC)」は、IBGEが毎月公表する3つの短期景気調査のひとつである。ここ数日、IBGEは工業生産が5月から6月にかけて1.8%減少し、2025年同期比では上半期に1.5%の伸びを示したことを明らかにしている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)