ブラジリアの警察犬訓練施設で犬に襲われた獣医師が死亡
2026年 08月 23日
【ブラジリア 8月22日】 獣医師のヴィトーリア・ヴァッリ・ジ・オリヴェイラ・ピーニャさん(36)が22日(土)、ブラジリアの連邦上院・警察犬部門の警察犬訓練施設でベルジアン・シェパードに襲われ、4日後に死亡した。上院の広報部が同日午前、声明で明らかにした。
ヴィトーリアさんはブラジリア公立総合病院(Hospital de Base)の集中治療室に入院していた。
声明は「連邦上院は、警察犬部門で訓練犬の管理業務に従事していたヴィトーリア・ヴァッリ・ジ・オリヴェイラ・ピーニャさんの訃報に深い悲しみを表します」としている。
さらに、ヴィトーリアさんは2022年から2024年まで上院でインターンとして勤務し、その後、外部委託職員として動物管理業務に従事していたと説明した。
上院は遺族や友人、同僚に哀悼の意を示し、「常に献身的に職務を果たした姿勢は記憶に残るだろう」と述べた。
<襲撃は18日(火)に発生>
18日(火)、ヴィトーリアさんはベルジアン・シェパードに首を噛まれ、心肺停止状態に陥った。現場にいた同僚が救助し、消防隊を要請。ヴィトーリアさんは緊急手術を受けた。
上院の公式サイトによると、警察犬部門では、立法警察の部隊を訓練するため、専門犬を用いて巡回・警備活動、違法薬物・爆発物・銃器の探知、暴動対応、捜索・差押え支援などを行う部門とされている。
連邦議会職員組合は、職務中に命を落としたヴィトーリアさんの訃報を受け、「深い悲しみ」を表明した。
声明は「この悲しみの時に、遺族、友人、同僚に連帯の意を示し、必要な支援を提供する」と結んでいる。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)





