ブラジレイラォン、臓器提供啓発キャンペーンを展開

2026年 09月 13日

whatsapp_image_2026-09-11_at_12.08.32

ブラジルサッカー連盟は9月、臓器提供を呼びかける「緑の9月」活動に協力するキャンペーンを実施する(画像提供:Fundação Pró Rim)

【リオデジャネイロ 9月11日】 ブラジルサッカー連盟(CBF)は金曜(11日)、ブラジレイラォン(ブラジル全国選手権/カンピオナート・ブラジレイロ)のセリエA第27節において、臓器提供に関する啓発キャンペーンを実施すると発表した。

腎臓疾患治療・腎移植支援を目的とするプロ・ヒン財団との協力によるこの取り組みは、同節の全10試合で展開される。第27節は、同日開催のコリチーバ対アトレチコ・パラナエンシのクラシコ(クリチーバ)で始まり、月曜(14日)のバイーア対へモ(サルヴァドール)で締めくくられる。

取り組みは「命のための一つの“イエス”」と名付けられ、臓器提供を呼びかける「セプテンブロ・ヴェルジ(緑の9月)」活動の一環として行われる。

ブラジルでは、死亡した人の臓器や組織を提供するためには家族の同意が必要であることから、キャンペーンは家族間で臓器提供の重要性について話し合うことを促すことを主眼としている。

国家移植システム(SNT)のデータによると、ブラジルでは約5万人が臓器提供を待っており、そのうち約4万6千人が腎臓の提供を待っている。

1987年に設立されたプロ・ヒン財団は、サンタカタリーナ州とトカンチンス州に拠点を持ち、これまでに2,100件以上の腎臓移植を実施してきた。同財団で治療を受ける患者のほぼ全員が、ブラジルの公的医療制度である統一保健システム(SUS)から紹介されている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)