サンパウロで、選挙におけるMetaの中立性を求めるデモ

2026年 10月 21日

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10月19日、サンパウロ市ファリア・リマ大通り3732にあるMeta本社前。市民団体や社会運動団体が、ブラジルの選挙に対するビッグテックの体系的な介入とみなす行為に抗議を行った(写真:Paulo Pinto/Agencia Brasil)

【サンパウロ 10月19日 20:42】 月曜日(19日)夕方、サンパウロ西部にあるMetaおよびGoogleの本部周辺で、数百人の参加者による抗議行動が行われた。

参加者たちは「Meta, não se meta(Metaよ、口をはさむな)」というスローガンを掲げ、活動家の投稿がSNS上で“検閲”されていること、コンテンツの管理における中立性の欠如、そしてコミュニティ管理における企業側の利害優先を批判した。

抗議団体は、Facebook、Instagram、WhatsAppを運営するMetaに対し声明文を提出しようとしたが、主催者によると受け取りは拒否され、文書は大量送信によるデジタル提出に切り替えられるという。

TravaHackerのプログラマー、ヴェロニカ・ジメネスは次のように述べた。

「私たちが求めているのは、本来なら当然あるべき透明性です。こうしたツールは公共の議論全体を支える存在なのですから。監視できる場が必要で、誰もが追跡できるようにし、彼らが何をしているのか報告書を出すべきです」

また、デジタル主権や市民の主権についても言及があり、政府システムの一部を大企業が管理していることへの批判が続いた。

「独占への欲望から企業は乱暴な行為を行い、民主主義や公共の議論に対する基本的な責務を果たせていない。今回が初めてではなく、これが最後の文書提出にもならないでしょう」(ジメネス)

少数派への保護が不十分であること、アルゴリズムがヘイトスピーチを助長していること、右派コンテンツの有料拡散が優遇されているとの指摘もあった。

シャヴォーゾ・ド・ウスピの名で知られる活動家チアーゴ・トへス・サントスは次のように語った。

「裁判所がアカウント停止命令を下しているのに、私はBANされたままです。Metaは11か月も仮処分を守っていない。これらのプラットフォームは私たちの国の選挙に影響を与えており、企業は“民衆の側”ではないのです」

<TSE(選挙高等裁判所)による対応>

先週、TSEは再選を目指すルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ陣営の申し立てを受け、Metaに対し、「ルーラ陣営のコンテンツが不利に扱われ、対立陣営が優遇されている」とのデータについて説明を求めた。

また、広告の有料拡散における不平等の可能性も問題視されている。

フラヴィオ・ボウソナーロ候補の陣営も同様の苦情をTSEに提出している。

19日、マルコ・アウレリオ・ベリッゼ判事はMetaに対し、「政治コンテンツの配信と選挙広告の扱いにおいて、平等性を確保する措置を講じていることを24時間以内に証明するように」と命じた。

Metaは声明で、「コンテンツ生成やコミュニティへのアクセスが難しくなっているのは、ブラジルの厳しい選挙規制と、チェック・承認プロセスに伴う自然な遅延が原因だ」
と説明した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)