Metaの“アルゴリズム選別”を指摘してルーラ陣営が選挙高等裁判所へ申し立て

2026年 10月 15日

aplicativo_0410211422

Metaの“アルゴリズム選別”を指摘して、ルーラ陣営は選挙高等裁判所(TSE)に申し立てを行った(写真:Marcello Casal jr/Agência Brasil)

【ブラジリア 10月14日 17:05】  ブラジル連邦共和国大統領選挙でルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ氏(PT)の再選を目指す陣営は14日(水)、Meta(Facebook、Instagram、WhatsApp)のプラットフォーム上で投稿の配信が制限されていると判断し、選挙高等裁判所(TSE)に申し立てを行った。

投稿の配信制限に加え、陣営はMetaのAI画像生成機能がルーラ氏に関するコンテンツの作成を拒否する一方、フラヴィオ・ボウソナーロ氏(PL)に関する画像生成は可能であると指摘した。

TSEに提出された陣営の申立書で、弁護士らはMetaのアルゴリズムが「偏向しており」、フラヴィオ氏に有利な「アルゴリズム選別」を行っていると主張した。

「MetaAIは、Metaが運営するInstagram、WhatsApp、Facebookすべてに統合されたAIエンジンであり、その時点で既に偏向している。ユーザーがルーラ氏を求め続けても、あらゆる手段でフラヴィオ・ボウソナーロ氏に有利な結果を提示しようとする」と弁護士らは記した。

<トランプ政権との関係を指摘>

陣営はさらに、Metaが米国のドナルド・トランプ大統領と「同調」しており、ブラジルの有権者に「圧力」をかけていると主張した。

「国内で代表(ルーラ氏)とその政治陣営のコンテンツ配信を理由なく制限する一方、トランプ政権と同調する外国企業の行動は、選挙の内部に外部圧力のベクトルが具体化していることを示している」と陣営は述べた。

Metaの「選別的扱い」をめぐる問題は、すでに先週からTSEで審理されている。PTが提出した文書によれば、ルーラ陣営を攻撃する偽アカウントが少なくとも255件存在するとされる。

この件は、マルコ・アウレリオ・ベリッゼ判事が担当している。

アジェンシア・ブラジルはMetaの広報にコメントを求めたが、回答は得られていない。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)