“連邦(警察)の日系人”、カーニバルの歌になる
2015年 12月 20日ブラジル石油公社(ペトロブラス)が関与した汚職事件に対する特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」も佳境、もう、いろんな大物政治家の逮捕劇でしっちゃかめっちゃかな様子のブラジルですが…。
逮捕現場に必ずいるという連邦警察のイシイさんが日系人ということで、それがネタの冗談がインターネットを賑わしているようです。
いかにもブラジルらしいのですが、「女房が寿司を頼んで、日系人が出前にやってきたら、ルーラ元大統領が裏口から逃げた」とか…まあ、そんな感じ。
そして、歌までできています。これがまた、つい口ずさんでしまう感じなのです。歌詞は下記。
あ、やばい、連邦の日本人(日系人)が玄関のドアをノックした
よく眠り、明け方になって、6時近くに大きな音を聞いた
日本人(日系人)がドアを開けて「どうぞこちらへ! パラナ旅行、ご当選です!」
(注:パラナ州にはラバジャト作戦で捕まった人の多くが入っている刑務所があります)
あ、やばい、連邦の日本人(日系人)が玄関のドアをノックした
心配でドキドキしながら
私は答えました「それは人違いでしょう! 私は、労働者です。ロビイストでも、議員でも代理人でもないんです!
(文/東リカ、記事提供/サンパウロ日誌: DIARIO DE SAO PAULO、写真上/Reprodução/Grobo News)
Youtubeはマルシーニャとよばれる路上のカーニバル・ソング。歌の作者はチアゴ・エシペー、ダニ・バチストーニ、ジャボリーニャ、チグラォン。写真は「グローボ・ニュース」より、“連邦(警察)の日系人”ことニュートン・イシイ氏(右)。TVグローボ系列の報道番組は日本ではIPCTV(グローボ・インターナショナル)で放送中。視聴のお問い合わせは、080-3510-0676 日本語対応ダイヤルまで。