タリーズがブラジル産ブルボン種のピーベリー商品を発売
2017年 02月 26日タリーズコーヒージャパンは今年(2017年)、創業20周年を迎える。同社はこれを記念して、ブラジルのパートナー農園「バウ農園」と作り出す、タリーズコーヒー定番の「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」シリーズから、希少なピーベリーを使った20周年記念商品を発売する。
バウ農園はブラジルのセハード(セラード)地帯のバイオームに位置する農園。2007年にタリーズコーヒーが専用区画に苗を植え、定期的に現地を訪問してブルボン種を育てている。また、タリーズと同農園は、日本での商品評価のフィードバックや新たな取り組みについて熱く議論を交わし、より良いコーヒー豆の栽培を共に目指している。
今回、バウ農園から届けられるのは、20周年記念商品として共同で企画した赤と黄色のピーベリー、「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ピーベリー レッドブルボン」と「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ピーベリー イエローブルボン」(レッドブルボン種は赤い実をつけ、イエローブルボン種は黄色の実をつける)。
コーヒーの実には通常、ひとつの実の中に2つの平たい豆が入っている。しかし、まれに片方だけが成長し、一粒だけの丸い豆が入っていることがあり、これがピーベリー(丸豆)と呼ばれている。
バウ農園のブルボン種の中でピーベリーは6%の割合。今回は、「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」から特別にピーベリーだけを選別して、豆の特徴をより一層感じられるように仕上げている。コーヒーチェリーの旨みがギュッと濃縮された、ピーベリーならではの味わいが楽しめそうだ。
「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ピーベリー レッドブルボン」は、チョコレートやカラメルのような濃厚なアロマとフレーバーが感じられるという。濃厚なボディに、しっかりとした甘みが感じられ、味わいの力強さが特徴。タリーズがすすめるペアリングは、チョコレートやクリームをたっぷり使ったケーキ。
「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ ピーベリー イエローブルボン」は、フローラルやシトラスを感じるアロマと甘みを持つ、さわやかな味わいとのこと。全体のバランスが良く、華やかで明るい酸味が特徴。タリーズがすすめるペアリングは、オレンジやレモンを使用した口あたりの軽いスイーツ。
価格は共に1100円(税込)、一袋200g。発売は3月3日(金)~。
また、タリーズ各店でコーヒースクール特別編「ブラジル スペシャルコーヒースクール」を開催する。
コーヒーのおいしい淹れ方のレクチャーはもちろん、「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」にフォーカスを当て、タリーズコーヒーと深い信頼関係で結ばれているバウ農園について紹介する。通常の「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」と、同農園の2種類のピーベリー「レッドブルボン」「イエローブルボン」の飲み比べもある。
所要時間は約1時間、参加費は1500円。アソートギフトボックスつき(※店舗により、ほかの商品(同等品)に変更となる場合がある)。開催店舗は同社HPを参照(https://www.tullys.co.jp/)。
(文/麻生雅人、写真提供/タリーズコーヒージャパン)