【RIZIN.20】パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ選手試合後インタビュー
2020年 01月 6日
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて格闘技の祭典「RIZIN.20」が開催され、ライト級GPの決勝でブラジルのパトリッキー・“ピットブル”・フレイレ選手とアゼルバイジャンのトフィック・ムサエフ選手が対戦した。
1Rは大接戦の打ち合いに。
2Rには打ち合いを嫌がるように、ムサエフがタックルをするとムサエフが両手を持ったままパトリッキーが進み、場外に落ちてしまった。その際にムサエフサイドがパトリッキーに触れたとのことで、ムサエフにはイエローカードが出された。
3Rも激しい打ち合いののち、試合は判定決着に持ちこまれた。
ハイレベルな決勝戦の判定は3-0でムサエフが勝利を収めた。
試合後パトリッキー選手は試合の感想を話した。
「厳しい戦いになると思っていいました。2Rにイエローカードが出た時点で有利かなと思いましたが、3Rは負けたかなと思いました。言い訳ではないですが悔しいです。ムサエフ選手に勝つのが一番難しいと思っていました」(パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ選手)
パトリッキー選手は、実は準決勝で手を骨折していたと明かした。ムサエフ選手も準決勝で指を骨折していたと明かしていた。パトリッキー選手はムサエフ選手のけがには気づいていたという。
「2Rに攻撃をしたときに、ムサエフ選手はとても痛そうにしました。それからは足をつかんでくるようになったので、けがをしたのではないかと思いました」(パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ選手)
またパトリッキー選手は自分のホームであるBellator のケージでムサエフ選手と再戦したいですか? という問いに「もちろんやってみたい」と即答した。
最後に日本の印象についても質問がおよび、日本への思いを話した。
「日本で試合ができたことについては、説明できないほどの気持ちを持っています。日本のような熱心なファンはどこにもいません。わたしの仕事をみなさんに見せ、新しいファンも獲得できたと信じています。今日のような歴史に残る試合をもっと刻みたいと思っています」(パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ選手)
(文/Viviane Yoshimi)