ルイス・グスタボ、クリスティアーノ・フロリッチ両選手、「RIZIN.15」試合後インタビュー
2019年 04月 23日
2019年4月21日(日)、横浜アリーナにて総合格闘技団体RIZIN FIGHTING FEDERATION の主催による「RIZIN.15」が開催された。
今大会には、ホベルト・サトシ・ソウザ、クリスティアーノ・フロリッチ、ルイス・グスタボ、タリソン・ゴメス・フェレイラという4名のブラジル人選手が参加 した。
第1試合、大雅VSタリソン・ゴメス・フェレイラは2R TKOでタリソン・ゴメス・フェレイラが勝利した。
第6試合、朝倉 未来VSルイス・グスタボは3R判定で朝倉 未来が勝った。
第8試合、カール・アルブレックソンVSクリスティアーノ・フロリッチは3R判定でカール・アルブレックソンが勝利を収めた。
第9試合、北岡 悟VSホベルト・サトシ・ソウザは2R TKOでホベルト・サトシ・ソウザが勝利を飾った。
日本で今でも大人気のヴァンダレイ・シウバは、今大会にブラジルより刺客を2人、送り込んだ。ルイス・グスタボ選手とクリスティアーノ・フロリッチ選手だ。
残念ながら2人の刺客は試合に勝つことはできなかったが、全力は尽くした。
試合後には選手のインタビューが行われた。
●ルイス・グスタボ選手
――試合を振り返ってみていかがでしょうか。
「負けたので、言葉がありません。帰国して今回のミスを修正するだけです」
――ヴァンダレイからは試合が終わってから、なにかアドバイスはもらいましたか。
「今日は負けてしまったけれど、今日の試合はもう過去なので、前へと向けてやり直しましょう、より強くなり再びリングに上がりましょう、と言われました」
――朝倉選手にはリベンジしたいですか?
「わたしは対戦相手を選んだりしませんが、機会があればまたアサクラとやってみたいです」
●クリスティアーノ・フロリッチ選手
――RIZINに参戦してみてどうだったでしょうか。
「負けてしまいましたが、それよりも日本に来ることができて幸せという気持ちのほうが強いです。わたしは12歳の時にMMAを始めたときから、日本で戦うのは夢でした。夢が叶ったことはなにより嬉しいです。地球の反対側のブラジルで、しかも過酷な状況で育った自分が、こうやってみなさんの前にいることが、何より感動的でした」
――ヴァンダレイからは試合が終わってから、なにかアドバイスはもらいましたか。
「まず、よくやったとねぎらいの言葉をもらいました。チャンピオンになる道のりは決して平坦な道ではない。1度や2度の失敗でめげるなと言われました」
「わたしはわたしで刺客としてふさわしいKO勝ちをヴァンダレイにプレゼントしたかったのですが、できなかったことを謝りました。そしてこういった敗北からなにを得られるのか、それをよく考えて次につなげて欲しいと言われました。最終的に全力でいけたことは褒めてもらえました」
(文/Viviane Yoshimi)