ブラジルのリオで、アマリウド・ヂ・ソウザさんの消息を求める抗議運動広がる
2013年 08月 3日7月31日(水)、リオデジャネイロ、コパカバーナ・ビーチで市民団体The Rio de Paz(平和なリオ)が抗議パフォーマンスを行った。
この抗議は、警察に連行されたのち装消息を絶っているAmarildo de Souza(アマリウド・ヂ・ソウザ)さん(左官職人で6人の子を持つ父親だという)の消息を追求するもの。
ホッシーニャのファヴェーラの住人アマリウドさんは麻薬密売人に関わる容疑をかけられ、7月14日に事情聴取でUnidade de Polícia Pacificadora (スラム街における常駐の軍警察治安維持部隊)に連行されたという。一度解放されたが、その後、消息を絶っているという。
コミュニティの入り口には防犯カメラがあるが、アマリウドさんの行方を捜している人たちがアマリウドさんの行方がわからなくなった日の映像の公開をカメラの管理会社に求めたところ、当日はカメラが機能しておらず映像がないという返答だったとTVグローボが報じている。
8月2日にはリオ市内で、「アマリウドさんはどこだ?」という横断幕を掲げたデモ行進も行なわれている。
(文/麻生雅人、写真/Tânia Rêgo/ABr)