2025年のBRICS首脳会議、7月にリオデジャネイロで開催へ
2025年 02月 17日
リオデジャネイロが、2025年のBRICS首脳会議の開催地として正式に承認された。会議は7月6日と7日に開催される。この発表は、今週土曜日(15日)、ボタフォーゴのシダージ宮(リオ市役所)で行われたエドゥアルド・パエス市長、マウロ・ヴィエイラ外務大臣、連邦政府代表者との会談後に行われた。
今年1月1日にブラジルは、現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、サウジアラビア、エジプト、エチオピア、アラブ首長国連邦、イランからなる発展途上国によって形成された国際協力グループであるBRICSの輪番議長国に就任した。
市政府にとって、会議の開催地としてのリオデジャネイロの選択は、同市が国際的なイベントにとって重要な戦略的中心地であることを強く訴えることになる。会議には、BRICS加盟国の国家元首、大臣、地方自治体の代表者、そして民間団体のメンバーなどが参加する予定だ。
このイベントは、リオ市がG20サミットを開催してからわずか1年後に開催され、リオ市の国際外交の中心地としての地位をより確立することになる。
市議会幹部によると、BRICS首脳会議は、国際関係の強化と、ブラジル、BRICS諸国、および世界の他の国々との間の文化、商業、観光の交流促進に寄与するだろうとのこと。
ソーシャルメディア上で、エドゥアルド・パエス市長はマウロ・ビエラ大臣と共に、この選択についてコメントした動画を公開した。
(市長は)「我々は、この街の美しさ、そして挑戦と共に、全ブラジル人を代表できることを大変誇りに思います。(中略)ここはとても特別な街であり、私たちはそれをとても誇りに思っています。リオは昨年のG20に続き、今回のBRICSで再び世界の首都となりますが、誰にもわかりませんが、リオをブラジルの名誉首都とする大統領令に署名してもらえるかもしれません」と発言した。
「我々は、BRICSを構成する20カ国の正式加盟国およびパートナー国の首脳をお迎えして、これらの国々の発展と協力、そしてそしてこれらの国々の住民の生活環境の改善のためにのために重要な決定を下すことになります。今ふたたび、リオデジャネイロは、非常に重要な国際会議の舞台となるでしょう」とマウロ・ヴィエイラ大臣は加えた。
リオ市役所はリオBRICS委員会を設立し、2025年末までの取り組みや活動をまとめる「BRICSリオ日程表」の作成を担当する。同委員会はまた、国内外の政府や市民団体によるさまざまな分野で主催されるフォーラムや委員会にも参加し、グループの問題に取り組んでいく。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)