ブラジル人観光客の家族はインドネシアでの救助活動の過失を主張

2025年 06月 29日

juliana_marins02
リンジャニ山での墜落事故にあったブラジル人ジュリアナ・マリンスさん(写真/(C)ajulianamarins/Instagram)

インドネシアのリンジャニ山の火口で遺体で発見されたブラジル人観光客ジュリアナ・マリンスさんの遺族は、地元の救助隊の過失を非難した。このメッセージは今週水曜日(25日)にソーシャルメディア上で公開された。遺族は、もしチームが7時間以内に墜落現場に到着していたら、ジュリアナさんはまだ生きていただろうとしている。

女性は土曜日の朝(21日)、火山の縁に沿ってトレッキング中に火口に落ち、数百メートル滑落した。インドネシア国家捜索救助庁(Basarnas)によると、彼女は気象条件や複雑な地形、救助活動の移動上の問題により、時間内に救助されなかったという。

「ジュリアナは救助隊の重大な過失によって被害を被りました。もし救助隊が7時間以内に彼女にたどり着いていたならば、ジュリアナはまだ生きていたでしょう。ジュリアーナはもっと大切に対応されるべきだった。今、私たちは彼女のために正義を求めます、なぜなら彼女はもっと尊重されるべきだった。

インドネシア国家捜索救助庁(Basarnas)は、ジュリアナさんの遺体を引き揚げる作業の様子をソーシャルメディアに投稿した。動画の中では、救助隊の活動を支援する地元ユーザーからのメッセージも共有された。

そのうちの一人は以下のようにコメントしている。

「リンジャニ山の斜面から滑落したブラジル人登山家ジュリアナ・マリンスの一件は、誤解を招くようなストーリーで世界中で中傷された。まるで私たちのBasarnasたちが無能であるかのような誤解を招くような話で。多くの人が、ジュリアナさんは72時間もの間、なんの援助もなしに放置されていたと言う人さえいます。なんてひどい奴らだ!」

もう一つのメッセージは、この地域の困難に関する知識不足を訴え、救助隊員を擁護するものだった。

「霧が濃く、時には雨が降り、高く切り立った崖にあるこの地形では、精神力も体力も最大限に使っています。それでもなお、救助隊員の行動が遅いと批判する人がいます」

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)