マリーナ・シウヴァ環境・気候変動相、『フォーブス』誌のサステナビリティ・リーダーリストに選出される

2025年 09月 20日

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写真は2025年9月10日、ブラジリア。 「気候ガバナンス・セミナー」および「第2回レジリエントなグリーン都市会議:ブラジルに必要な気候ガバナンス」の開会式に出席したマリーナ・シウヴァ環境・気候変動大臣(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)

環境・気候変動省のマリーナ・シウヴァ大臣が、米『フォーブス』誌の「2025年サステナビリティ・リーダー」リストに選出された。マリーナ大臣は同ランキングに選ばれた唯一のブラジル人であり、気候変動の危機に立ち向かう取り組みを主導する世界的リーダー(起業家、投資家、活動家、科学者)たちとともに名を連ねている。

選出された50名の中には、国連事務総長特別代表兼国連エネルギー共同議長であるダミローラ・オグンビイ氏、世界資源研究所(World Resources Institute)の副社長兼アフリカ地域ディレクターであるワンジラ・マタイ氏、再生可能エネルギー企業のReNew社創設者、会長兼最高経営責任者(CEO)であるスーマント・シンハ氏などが含まれている。

『フォーブス』誌によると、受賞者の選定には、スティーブ・ジョブズ氏の未亡人で投資家のローレン・パウエル・ジョブズ氏、女優で活動家のジェーン・フォンダ氏、気候関連投資家のトム・ステイヤー氏、クリーンエネルギー起業家のジガー・シャー氏、社会的企業(ムクル・クリーン・ストーブ社)の創設者であるチャーロット・マガイ氏らが審査員として関わった。

環境・気候変動省が公開しているマリーナ・シウヴァ大臣の略歴によると、同氏は教育者、環境活動家、そしてブラジルの政治家で、歴史学を専攻し、心理教育学と精神分析理論の専門課程を修了。バイーア連邦大学および中国林業科学院から名誉博士号を授与されている。