ウングリーアが被害にあった事件を受け、連邦区で流通業者が営業停止処分に

2025年 10月 3日

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連邦区ヴィセンチ・ピリス地域の流通業者で文民警察が押収した酒類(写真提供/PCDF/divulgação)

連邦区文民警察(PCDF)は、保健衛生監督局、農牧供給省(MAPA)、国家衛生監督庁(ANVISA)と合同で、連邦区の行政地域ヴィセンチ・ピリスにある酒類流通業者を営業停止処分とした。

この店舗では異物が混入された酒類が販売されていた疑いがあり、ラッパーのウングリーアがメタノール中毒の疑いで入院する前夜(10月1日)に酒類を購入した場所でもある。ウングリーアは現在、ブラジリアのDFスター病院に入院し、治療を受けている。

営業停止に加え、捜査チームはウォッカやウイスキーの瓶を押収しており、これらはメタノールやその他の人体に有害なアルコールの有無を確認するために鑑定される予定である。なお、この流通業者は連邦区政府からの営業許可を取得していなかった。

PCDFは、事件に関する捜査を継続しており、被害者および関係者の事情聴取を行う予定だと発表している。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)