議会で“ブラックフェイス”を実演したファビアーナ・ボウソナーロ州議、選挙裁判所への自身の申告は「褐色」だったと批判される

2026年 03月 20日

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サンパウロ、3月18日。サンパウロ州議会(Alesp)本会議場で、トランス女性への批判演説の最中に“ブラックフェイス”の演技を行うファビアーナ・ボウソナーロ議員(写真:RS/Fotos Publicas)

サンパウロ州議会(Alesp)で3月18日(水)、連邦下院議員エリカ・ヒルトン氏(社会主義自由党(PSOL))を批判する演説の最中に、顔と腕を黒く塗って「ブラックフェイス」を行ったファビアーナ・ボウソナーロ州議(自由党(PL))は、その場で自らを「白人(branca)」と述べた。しかし、2022年の州議選に立候補した際には、選挙裁判所に対し 「褐色(parda)」と自己申告していた ことが明らかになった。申告の情報は、選挙高等裁判所(TSE)が運営する候補者情報サイト「DivulgaCand」に記載されている。

この点については、モニカ・セイシャス州議(社会主義自由党(PSOL))も自身のSNSで取り上げた。同議員は次のように投稿している。

「ブラックフェイスに加えて、人種別選挙資金の不正利用です!  昨日『私は白人。黒く塗ったら黒人になるの?』と言っていたファビアーナ・ボウソナーロは、2022年の選挙では“褐色(parda)”と申告していました。自由党が受け取った人種別選挙資金枠の配分を調べたら、案の定、彼女の名前が載っていました」

ブラジルの選挙制度では、黒人(preto)および褐色(pardo)と自己申告した候補者は、法律に基づき 選挙基金の人種別選挙枠から資金を受け取ることができる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)