映画「シークレット・エージェント」がグランジ・オテロ賞2026で最多ノミネート
2026年 06月 3日
クレーベル・メンドンサ・フィーリョ(Kleber Mendonça Filho)監督の映画「シークレット・エージェント(O Agente Secreto)」が、ブラジル映画界で最も権威ある「グランジ・オテロ賞2026」で18部門にノミネートされた。最終候補は6月2日(火)、ブラジル映画アカデミーによって発表された。
授賞式は8月4日、リオデジャネイロ市の市立劇場で開催される。
長編フィクション部門では、『マナス(Manas)』マリアーナ・ブレナン(Marianna Brennand)監督、『千の父より生まれし息子(O Filho de Mil Homens)』ダニエウ・ヘゼンジ(Daniel Rezende)監督、『Homem com H』エズミール・フィーリョ(Esmir Filho)監督、『ブルー・トレイル(O Último Azul)』ガブリエウ・マスカロ(Gabriel Mascaro)監督もノミネートされている。
ブラジル映画アカデミーのヘナータ・アウメイダ・マガリャンイス会長は、今年の開催が同賞の25周年にあたることを強調した。
「私たちはこれまでも、そしてこれからも、ブラジルの映像文化が生み出す作品とともに歩み続けます。今年は、長編コメディ部門が復活し、さらに初めて“ドキュメンタリー編集賞”が設けられました」と述べた。
同賞は映画の技術部門・芸術部門に加え、地上波テレビ、ケーブルテレビ、ストリーミングで配信されたフィクション、ドキュメンタリー、アニメーションのシリーズ作品も対象としており、計32のトロフィーが授与される予定だ。
受賞者はブラジル映画アカデミーに所属する業界関係者によって選出される。一方、「観客賞」はアカデミーの公式サイトで行われる一般投票によって決定される。
演技部門では、『シークレット・エージェント』のヴァギネル・モウラ(Wagner Moura)、『千の父より生まれし息子』のジェズイッタ・バルボーザ(Jesuíta Barbosa)、『ブルー・トレイル』のデニージ・ヴァインベルギ(Denise Weinberg)、『マレス(Malês)』のカミーラ・ピタンガ(Camila Pitanga)らが注目を集めている。
テレビ部門では、『カンガッソ・ノーヴォ(Cangaço Novo)』『ベレーザ・ファタウ(Beleza Fatal)』『マスカラス・ジ・オキシジェニオ・ナォン・カイラォン・アウトマチカメンチ(Máscaras de Oxigênio Não Cairão Automaticamente)』『アンジェラ・ジニース:アサシナーダ・イ・コンデナーダ(Ângela Diniz: Assassinada e Condenada)』などが主要候補として名前を連ねた。
ブラジル映画アカデミーは、2020年以降、米国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)から「国際長編映画賞(旧外国語映画賞)」のブラジル代表作品を選出する公式機関として認定されている。アカデミーには国内の映像産業の各分野から専門家が参加している。
グランデ・オテロ賞2026の全ノミネート作品は、ブラジル映画アカデミーの公式サイトで確認できる。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




