紙製容器・紙製包装業界、4月の販売量が過去最高を記録

2026年 06月 3日

IMG_8587

ブラジル紙製包装協会(Empapel)によると、同業界は2026年4月に35万8,786トンの紙製包装を販売し、2005年に統計が開始されて以来、4月としては過去最高の販売量を記録した(写真:麻生雅人)

紙製包装材業界のデータが、小売、食品、アグリビジネス、電子商取引(EC)など複数の分野で需要が拡大していることを示しれている。ブラジル紙製包装協会(Empapel)によると、同業界は4月に35万8,786トンの紙製包装を販売し、2005年に統計が開始されて以来、4月としては過去最高の販売量を記録した。

調査によると、この数字は2025年4月と比べて5.5%増加し、1日あたり1万4,949トンに相当する。また、2026年3月との比較でも2.9%の増加となった。協会は、今回の伸びはすでに紙製包装を使用している顧客による購入量の増加が背景にあると説明している。

Empapelは、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)と共同で実施しているこの調査が、産業活動の動向を反映する傾向があると指摘する。紙製包装は「食品、化粧品、衛生用品、医薬品、電子商取引などの分野の動向に連動し、実体経済の動きを映し出す」ためだという。

産業活動は安定的に推移しており、ブラジル地理統計院(IBGE)の月次工業調査によると、2025年には高金利の影響を受けながらも0.6%の小幅な成長を記録した。今年のデータについては、同機関は第1四半期に1.3%、直近12カ月で0.4%の増加を示しており、Empapelの指摘と同様の傾向を示している。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)