対エジプト戦、ブルーノ・ギマランイスとエンドリッキが得点。W杯前最後のテストは2-1で勝利

2026年 06月 7日

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クリーブランド(米国)、6月6日。エジプトを迎えての国際親善試合でブラジルは2-1で勝利。ブルーノ・ギマランイスとエンドリッキ(写真)が得点した(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

カルロ・アンチェロッティ監督にとって、W杯へ向けたテストはこれで一区切りとなった。6月6日(土)、ブラジル代表はワールドカップに向けた最後の強化試合を実施。すでに北米入りしているセレソンは、オハイオ州クリーブランドのハンティントン・バンク・フィールドでエジプトを2–1で下し、6万4千人を超える観客の前で勝利を収めた。

ブラジルの次戦は、いよいよ“6度目の世界一”を目指す戦いの初戦となる。13日(土)19時(ブラジリア時間)、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで、モロッコとのグループリーグ初戦に臨む。

続く6月19日21時30分には、フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドでハイチと対戦。24日には、マイアミのハードロック・スタジアムでスコットランドと対戦し、グループCの最終戦を迎える。

予想された通り、アンチェロッティ監督は前節パナマ戦(5月31日、マラカナン、6–2)から先発メンバーを大幅に入れ替えた。リオデジャネイロで先発したセンターバックのレオ・ペレイラとブレーメル、左サイドバックのアレックス・サンドロ、そして攻撃陣のマテウス・クーニャとルイス・エンヒッキは、この日はそれぞれイバニェス、マルキーニョス、ルーカス・パケタ、イゴール・チアーゴにポジションを譲った。

右ふくらはぎを痛めて療養中のネイマールは、今回の試合には帯同しなかった。負傷は、5月17日にサンパウロのネオ・キミカ・アレーナで行われたブラジル全国選手権、サントス対コリチーバ戦(0–3)で負ったもの。背番号10はニュージャージー州での代表合宿地に残り、治療を続けた。

6分、ボランチのモハナド・ラシンがどちらに展開するか判断を迷い、エリア手前でブルーノ・ギマランイスに奪われ、そのままギマランイスがGKモスタファ・ショベイルの飛び出しを見て流し込んだ。

しかし試合序盤は、両チームに得点へ直結する致命的なミスが続いた。その4分後には、今度はマルキーニョスがアリソンへのバックパスを弱く出してしまい、フラメンゴの英雄にちなんで「ジーコ」の愛称で知られるFWモスタファ・アブデルラウフに先に触られ、同点弾を許した。

15分には右サイドバックのウェズレイがアクシデントが発生した。シュートの際に鼠径部を痛め、ダニーロとの交代を余儀なくされた。ローマ(イタリア)所属の元フラメンゴDFは、詳細は明らかになっていないが、ベンチに下がった後、ベンチで涙を見せた。

ブラジルはジーコの同点弾とウェズレイ負傷の動揺を引きずることなく、決定機を重ねていった。25分、左サイドから抜け出したヴィニシウス・ジュニオールがエリアに侵入したが、右足のシュートは弱く、ショベイルに難なくセーブされた。

その7分後には、ハフィーニャもエリア内から右隅を狙ったが、再びエジプトのGKに阻まれた。さらに37分、イゴール・チアーゴがブルーノ・ギマランイスの縦パスを受けて中央からシュートを放ったものの、ここでもショベイルが好セーブを見せた。

パナマ戦のときと同様、アンチェロッティ監督は後半開始にあたり大幅なメンバー変更を行った。アリソン、マルキーニョス、イバニェス、カゼミーロ、ブルーノ・ギマランイス、ルーカス・パケタ、ヴィニシウス・ジュニオール、イゴール・チアーゴが下がり、ウェヴェルトン、ブレーメル、レオ・ペレイラ、ファビーニョ、ダニーロ・サントス、ルイス・エンヒッキ、マテウス・クーニャ、エンドリッキが投入された。

そして、その最後に名を連ねたエンドリッキの足からブラジルの2点目が生まれた。6分、前線でのボール奪取からラフィーニャが左サイドでこぼれ球を拾い、低いクロスを送ると、エンドリッキがエリア内で合わせ、アンチェロッティ率いるチームを再びリードに導いた。

両チームの交代が続いたことで、試合の強度は徐々に落ちていった。アンチェロッティ監督はさらに、ドウグラス・サントスとハフィーニャに代えてアレックス・サンドロとガブリエウ・マルチネッリを投入。後半だけで“1チーム分”の入れ替えとなったが、2点目の場面を除けば決定機はほとんど生まれなかった。

一方のエジプトは、世界的スターであり、今季限りでリバプール(イングランド)退団が見込まれるFWモハメド・サラーが後半から出場したものの、試合に大きな影響を与えるには至らなかった。クリーブランドでスコアが再び動くことはなく、試合はそのまま終了した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)