ルーラ大統領、駐ブラジル米国大使の接受国承認は選挙後と明言

2026年 08月 15日

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8月14日、ブラジリア。アウボラーダ宮で「Não Inviabilize」と「As Cunhãs」のインタビューに応じるルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領(写真:Ricardo Stuckert)

【ブラジリア 8月14日】 ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は8月14日(金)、米国のドナルド・トランプ大統領がブラジル駐在大使に指名したダニエル・ペレス氏について、接受国(赴任先の国)であるブラジル政府がアグレマン(正式承認)を与えるのは10月の選挙後になると述べた。

ルーラ大統領は、ポッドキャスト「Não Inviabilize」と「As Cunhãs」のインタビューで、米国政府がブラジルの内政に干渉しようとする動きを批判した。

大統領は、米国側がブラジルの電子投票機を調査するために調査員2人を派遣しようとしたが、ブラジル政府は査証を発給しなかったと説明したうえで、次のように述べた。

ルーラ大統領は、駐ブラジル米国大使が長く空席となっていたこと、そしてその今回の大使赴任のタイミングについても疑問を呈した。

「もし米国大使がブラジルにとって重要な存在なら、なぜ彼らは1年半もの間、大使を送らなかったのか。なぜ今になって、選挙まで45日しか残っていない時期に送ろうとするのか」と語った。

ただしルーラ大統領は、ブラジルは米国との良好な関係を望んでおり、対立を求めているわけではないと強調した。

「争う必要はない。戦いを望んでいるわけではない。真剣に議論したいだけだ。ブラジルは米国と良い関係を築きたい」と述べた。

米国のドナルド・トランプ大統領との関係について問われると、ルーラ大統領は、最近ブラジルに対して取られた措置はトランプ氏本人ではなく、周囲の側近によるものだと考えている、と述べた。

米国がブラジルに課している関税措置についてコメントしながら、「残念ながら彼ら(米国)はブラジルに対して虚偽の情報を作り上げている」と述べた。

さらにルーラ大統領は続けて、「昨日(13日木曜日)、われわれは相互主義法を発動した。ブラジルは取るに足らない国ではなく、自らを尊重していることを示すためだ」と語った。

ルーラ大統領はまた、米国との対立が続く中でも、ブラジルの利益を守る準備ができていると強調した。

「私は非常に落ち着いている。何が起こり得るかを理解しており、地球上のどこであってもブラジルを守る議論をする準備ができている」と述べて発言を締めくくった。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)