エドゥアルド・ボウソナーロ元下院議員、タバタ・アマラウ議員への名誉毀損で有罪に
2026年 09月 27日
ブラジル連邦最高裁判所(STF)本会議は、エドゥアルド・ボウソナーロ元下院議員(自由党/サンパウロ)に対し、タバタ・アマラウ議員(ブラジル社会党/サンパウロ)の名誉を毀損したとして、7対3の多数で有罪判決を言い渡し、1年の拘留と8万レアル(約240万円)の罰金を科す決定を下した。
審理はオンライン本会議で行われ、最終的にアレシャンドリ・ジ・モライス判事(報告官)の見解が支持された。
本件は、エドゥアルド被告が2021年10月にSNSへ投稿した内容について審理されたもの。被告は当時、タバタ議員が生理用品配布プログラムを擁護したのは、衛生用品ブランドの共同創業者である実業家ジョルジ・パウロ・レマンの利益に沿うためだと主張していた。
モライス判事は、議員側の弁護人の主張を受け入れ、エドゥアルド被告の発言は、彼自身が議員であった時期のものではあるが、単なる政治的論争の範囲を逸脱し、議員特権(免責特権)で保護され得ない名誉侵害に該当すると判断した。
報告官の判断には、カルメン・ルシア、フラヴィオ・ジノ、クリスチアーノ・ザニン、エジソン・ファキン、ジウマール・メンデス、ジアス・トフォリの各判事が同調した。一方、ルイス・フクス、ヌネス・マルケス、アンドレ・メンドンサの各判事は無罪を支持し、少数意見となった。
2025年2月以降、エドゥアルド・ボウソナーロ元下院議員は米国に滞在しており、国外での滞在はブラジルで同氏が「迫害」と呼ぶ法的措置から身を守るためだと主張している。彼は米国政府から永住許可(グリーンカード)を取得しており、ブラジル下院では度重なる欠席により議員資格を剥奪されている。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




