ビンビンになれる!? 君はブラジルのイケナイお酒、カトゥアーバ酒を試したことがあるか?
2014年 05月 18日
日本では精力剤とえば、にんにくもあるにはあるが、スッポン、うなぎ、マムシなど動物性のものがよく知られている。ところが海外では植物性のものが圧倒的に多いようだ。マカ、エゾウコギ、朝鮮人参、アシュワガンダ、にんにく、ガラナ、ムイラプアマなど、植物由来のものが多い。
ブラジルのアマゾン地方には様々な薬草・薬木が存在しているが、精力剤もこの地方に数多く存在している。マカやムイラプアマも然り。炭酸飲料でおなじみのガラナも、原料となっているガラナの果実から精力剤が作られることで知られている。
今回注目したいのは「Catuaba カトゥアーバ」という植物だ。
果実としてのガラナが、ガラナ飲料を通じて広く知られているのと同様に、カトゥアーバも、この薬木を使った同名の飲料を通じて、その名がポピュラリティを得ているようだ。こちらの場合、ジュースではなくお酒で、このお酒自体、媚薬としての特性を持つとされている。
カトゥアーバを使ったお酒は何種類もあり、「Salvagem サウヴァージェン」、「Poderoso ポデローゾ」、「Virtude ヴィルトゥーヂ」などがよく知られている。どの製品もラベルに描かれたイラストが、このお酒の効能やイメージを表している。
ヴィルトゥーヂは、本国では年間4700万リットルも消費されるというから、人気はモノ凄い。輸入元のイマイ食品によると、原料となっているカトゥアーバは、精力剤や媚薬としてブラジルの先住民族に言い伝えられてきたハーブなのだそうだ。アマゾンに原生する生命力の強い低木で、神経を刺激する効果と性的エネルギーを向上させる効果、血液循環を改善する効果が服用で報告されているという。
また同社によると、カトゥアーバの葉や枝、樹皮にはアルカロイド類、タンニン類、非麻薬性コカインなどが含まれており、中枢神経が刺激され、男性ホルモンが活性化し、男性器の機能向上に繋がると考えられているのだという。
気になる味の方は、とろーりとした舌触り。甘いワインに生薬を浸け込んだ様な、コカコーラに似た香りを少し含んでいるお酒である。食前酒やナイトキャップに使う人が多く、コーヒーや紅茶、アイスクリームに垂らしたり、リキュールとしてカクテルにすることも。精力剤と言われているわりには、いろいろな用途で親しまれているようだ。
精気溢れるアマゾンで長年信じられてきた元気の源カトゥアーバを使ったお酒、カトゥアーバ・ヴィルトゥーヂ。Amigos(www.tele-amigos.com)などブラジル関連ショップの通販でも購入可能だ。
このお酒を扱いたいという小売業者や飲食店の方は、輸入元のイマイまで。
03-3260-6060
(文/加藤元庸、写真提供/イマイ)