連邦政府、反汚職政策集を発表
2015年 03月 20日
「3・15デモ」への最初の返答として、連邦政府が(3月)18日に反汚職政策集を正式発表したと19日付伯字各紙が報じている。七つの政策からなるこの政策集は昨年1月から発効している反汚職法以外は、まだ議会の承認が必要となる。
政策集は「3・15」当日の夜、近日中に発表と報じられていたものだが、ジウマ大統領が昨年の統一選で出した公約の焼き直しといった側面もある。
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「3・15デモ」への最初の返答として、連邦政府が(3月)18日に反汚職政策集を正式発表したと19日付伯字各紙が報じている。七つの政策からなるこの政策集は昨年1月から発効している反汚職法以外は、まだ議会の承認が必要となる。
政策集は「3・15」当日の夜、近日中に発表と報じられていたものだが、ジウマ大統領が昨年の統一選で出した公約の焼き直しといった側面もある。
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(3月)17日、(調査会社の)ダッタフォーリャによる最新の世論調査が発表され、ジウマ政権への支持率は過去最低の13%に落ち込み、不支持率が62%にまで高まった。
この数字はフェルナンド・コーロル大統領が罷免される直前の92年9月以来の悪い数字となった。18日付伯字紙が報じている。
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(3月)17日の未明、サンパウロ市リベルダーデ区エストゥダンテ街で、軍警と周辺住民による衝突事件が発生した。グローボ、R7などが報じている。
グリセリオ地区に住む自家用車窃盗容疑者(20歳前後)を捜索していた軍警が、16日午後11時頃にその少年を発見。エステダンテ街のペンソンに逃げ込んだところで銃撃戦となった。同容疑者は少なくとも2発の銃弾を受け死亡したという。
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少年が着るネイマールのユニフォームには「僕の未来を守って!」というメッセージが書かれている(サルバドール市のデモより)--。
“モノ言う国民”が当然の権利を行使する場でもある抗議デモは、ブラジルでは主義主張がはっきりと打ち出されるだけでなく、ジョークや揶揄の応酬を含め、思い思いの方法でメッセージを伝えようと、さまざまな工夫を凝らしてデモに参加する人が少なくない。
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(3月)15日にブラジル全国で巻き起こった大規模デモを受けてジウマ(・ルセフ)大統領は翌16日、「汚職はわが国の根深い問題で誰もその影響を逃れられない」と表明した。
これは、ラヴァ・ジャット作戦(により事件)への関与が疑われているエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)が、「汚職は立法権(議会)でなく、行政権(政府)の問題だ」と発言したことへの返答だった。
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全国レベルでの反政府デモ後の(3月)15日夜、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相とミゲル・ロゼット(ミゲウ・ホゼット)大統領府総務室長官が、連邦政府は近日中に汚職防止法などを提出する事などを国民に説く内容のテレビ放送を行った。
しかし、国民はこの放送にもパネラッソ(鍋叩き)などで応答したと16日付伯字紙が報じた。
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「性の多様性博物館」が、3年間に行った展示の集大成展を開催する。同博物館は2011年に最初の展覧会「同性愛嫌悪は時代遅れ」を開催。その後、2012年に「深く愛しあう絆」展、2014年に「同性愛嫌悪にレッドカード」展を開催してきた。
これらの3つの展示では、テーマに沿ってアーティストやデザイナーたちが作った作品の中からコンクールで選ばれたものが、Tシャツにプリントされた形で展示された。これまで、ドウドゥ・ベルトリーニをはじめとするアーティストの作品39点がプリントされた。
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3月15日(日)にブラジル全国で起きた大規模抗議デモ。首都ブラジリアでは朝9時ごろからデモがはじまり、軍警察によると約4万5000人が抗議行動に参加したという。「オ・グローボ」が伝えた。
朝早くからブラジリア国立博物館の前に集まっていた人々は、10時30分には国会議事堂へ向かって行進をはじめたという。主催者はデモの参加者は15万人だったとしているとのこと。
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