歌うアイドル神父マルセロ・ホッシ氏、ローマ教皇庁教理省の調査受ける

2014年 10月 3日
マルセロ・ホッシ神父

ブラジル国内で「歌って踊れる神父」として有名なカトリックのマルセロ・ロッシ(ホッシ)神父(46)が、バチカン(ローマ教皇庁)から調査を受けていたことがわかった。

マルセロ神父といえば、90年代以降、ブラジルでは音楽やノヴェーラの大スターかそれ以上の有名人だ。同神父のミサは音楽的な要素が非常に強く、98年に録音したアルバム「ムジカス・パラ・ロウヴァール・アオ・セニョール」は300万枚の売上げを記録。以来、神父にしてミリオンセラー歌手という、世界的にも異例といえる現象を作り上げた。

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大統領選公開討論会で候補者が同性愛差別発言。波紋広がる

2014年 10月 3日
サンパウロLGBT抗議デモ

9月28日に行なわれたテレビでの大統領選候補たちによる公開討論会で、候補者のひとりが公然と同性愛差別の発言を展開し、物議を醸している。

問題発言を行なったのはレヴィ・フィデリックス氏(ブラジル労働者革新党・PRTB)で、その発言は、同じく大統領候補のルシアナ・ジェンロ氏(社会主義自由党・PSOL)から同氏への質問の中で起こった。

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ブラジリアで“ピンクの10月”はじまる

2014年 10月 3日
ピンクの10月 ブラジリア大統領府

10月1日(水)から月末にかけて、世界中の各都市でピンク色が目立つようになる。特に、有名なモニュメントや建造物が、乳がんの撲滅を目指す戦いを象徴するピンク色にライトアップされるのはお馴染みとなっている。ブラジリアでは“10月のピンク”キャンペーンの公式なセレモニーが行われた。

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ブラジル、統一選挙のキャンペーンで郵便局に郵送物操作疑惑が浮上。現職ジウマ大統領は否定

2014年 10月 3日
ブラジル郵便局選挙不正疑惑

(10月)5日に控えた大統領選を前に、民主社会党(PSDB)の候補のアエシオ・ネーヴェス(ネヴィス)氏が、ミナス・ジェライス州の郵便局が同党が依頼したパンフレットの郵送を拒否した件で、ジウマ大統領の労働者党(PT)が関与したのではないかと疑念を抱き、2日、選挙地方裁判所と連邦検察庁に捜査を申し入れた。2日付エスタード紙が報じている。

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リオデジャネイロのトン・ジョビン国際空港の押収品、オークションで売り出される

2014年 10月 2日
リオ空港 押収品 オークション

リオデジャネイロのトン・ジョビン空港(ガレォン空港)で9月15日~18日に、空港で押収されたものの、その後持ち主が現われなかった貴金属類のオークションが行われた。

オークションにかけられたのは1308の忘れ物などで、そのうち1134が腕時計、17個が宝石、52個のダイアモンド、5個のエメラルドだった。総額150万ヘアイス(レアル)相当の品物だったという。

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ブラジル、サンパウロで同性愛差別への抗議デモ

2014年 10月 2日
サンパウロLGBTデモ

9月28日に行われた大統領選候補者によるテレビ討論会で、レヴィ・フィデリックス候補(ブラジル労働者革新党・PRTB)が行った反同性愛的な発言に対し、9月30日、パウリスタ大通りのMASP(サンパウロ美術館)前広場でLGBTによる抗議デモが行われ、同氏の声明への反対と同氏の大統領選出馬資格の剥奪を求めた。

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イブニングスクール「<グローバル人材>と多文化共生社会」今日から開催

2014年 10月 1日
<グローバル人材>と多文化共生社会

今日10月1日(水)から、武蔵大学にて第18回イブニングスクール「<グローバル人材>と多文化共生社会」が開催される。

「グローバル人材」、「多文化共生」という言葉は、それぞれ流行語のように一般的になってはいるが、両方を結びつける議論はあまりなされてこなかったという。今スクールでは、具体的な事例や課題を紹介しながらこの両方の概念について考えていく。

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