
今も語り継がれる1970年のFIFAワールドカップ・メキシコ大会は、ブラジルが3度目の優勝を飾り、“フッチボウ・アルチ”を見せつけた伝説的な大会だ。
アフロヘアがキマっていたジャイルジーニョは、あらゆる世代のブラジルのセレソンの中でもベストチームだったと伝えられる最高のチームによる同大会で、初戦から決勝戦までの全試合でゴールを決めた偉業でも知られている。圧倒的なパワーとスピードを誇ったジャイルジーニョは「furacão フラカォン」(ハリケーン)と呼ばれた。
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日系人人口を多く抱えるブラジルには、両国の文化が融合した混交文化が数多く存在している。そればかりか、今なお、新しいミックスカルチャーが続々と生まれている。
日本の代表的な飲み物のひとつ「抹茶」と、ブラジルの代表的なスイーツのひとつ「ブリガデイロ」がひとつになったBrigadeiro de chá verde ブリガデイロ・ヂ・シャ・ヴェルヂ(抹茶のブリガデイロ)も、そんな中のひとつ。数年前に生まれ、今ではインターネット上でさまざまなレシピが紹介されている。
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12年までは、ピーク時の総資産が300億ドルともいわれ、ブラジルナンバーワンで世界のトップ10にもランクインしていたほどの大富豪だったエイケ(アイキ)・バチスタ氏(写真)が会社更生法を申請し、一夜にしてブラジルナンバーワンからラテンアメリカ最大の債務王となったようだ。日本でも、最近特に家電業界などで、最高益をたたき出して2~3年後に危機的状況に陥るケースがあるが、バチスタ氏はさらに垂直的な落下で、負債総額は約50億ドルになるようだ。
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ブラジルの国民的人気版画「モニカ」シリーズで知られるMaurício de Souza マウリシオ・ヂ・ソウザさん(78歳、サンパウロ州サンパウロ市在住)が、「ブラジルにおける日本文化の紹介及び対日理解の促進に寄与」した功労で、平成25年秋の外国人叙勲・旭日小綬章を受賞した。内閣府が11月3日に発表した。
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1975年に発表した「Na Rua, na Chuva, na Fazenda ナ・フア、ナ・シュヴァ、ナ・ファゼンダ」のヒットでも知られるシンガー・ソングライター、Hyldon イウドンがニュー・アルバム「Romances Urbanos(ホマンシス・ウルバノス)」を発表する。10月27日、「フォーリャ」(電子版)が報じた。
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注目のMPB女性シンガー・ソングライター、ダニ・グルジェウ(グルジェル)と、彼女の母親でもあるピアノ奏者デボラ・グルジェウ(グルジェル)。それぞれに作品を発表して活動しながらも、録音やステージでたびたび行動を共にしていた彼女たち母子が、二人の名を冠したクアルテートを結成してアルバムを発表。さらに、このクアルテートで8月末~9月に来日して、サラヴァ東京(渋谷)やカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ(鎌倉)、東京JAZZ(有楽町)などで演奏を披露した。
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タイのパタヤで開催されるミス・インターナショナル・クイーン・コンテスト。日本では、ニューハーフのコンテストと紹介されることもあるようです。2009年に、日本のはるな愛さんが優勝したことで話題になりましたが、11月1日、ブラジルのトランスセクシャル、Marcela Ohio(マルセラ・オイオ)さん(写真中央)が2013年のミスの栄冠を勝ち取った。
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リオデジャネイロのサンバチームのひとつBeija-Flor de Nilópolis ベイジャフロール・ヂ・ニロポリスのRainha da Bateria ハイーニャ・ダ・バテリア(打楽器隊の女王)Raíssa de Oliveira ハイッサ・ヂ・オリヴェイラ(1990年生まれ、写真)がメディアで注目を集めつつある。テレビの子供ダンサーコンテストで注目を集めた後、2003年に12歳でベイジャ・フロールの“打楽器隊の女王”の座に輝いたことで話題になった彼女も、今年で22歳。2014年はグラビアなどで人気を博すのでは? とみられているようだ。
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