
国民のほとんどが肥満、糖尿病、高血圧のいずれかを抱えているといわれるブラジルだが、近年、連邦政府、地方自治体の旗振りもあって健康的な食生活への関心が高まりつつある。
カロリーの消費については全国津々浦々でアカデミーアと呼ばれるスポーツクラブが盛況で、専属トレーナーによる指導を受けている人も多い。食事に関しては、全国展開するスーパーマーケットチェーンでオーガニック食品専用コーナーが設けられるなど、ブラジルの健康関連商品市場は伸びしろの大きな分野として注目を浴びている。
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今年の夏以降、サンパウロ証券取引所の株価指数、ボベスパ指数が史上最高値を更新するなど、ブラジル株式市場の活況が具体的な数字で伝わってくるようになった。
その活況は、今年に入って証券取引所に新規上場(以下「IPO」)を申請する企業数にも裏付けられている。
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ブラジルには実に多くの珍しい果物が存在するが、その一つ、ジャブチカーバが今収穫期を迎えている。
ブドウとブルーベリーを掛け合わせたような外見とさわやかな甘みを持つジャブチカーバは、収穫前の姿も独特で、木の枝の先ではなく、幹にびっしりと実をつける。
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2014年ごろから本格化したブラジルの贈収賄捜査「ラヴァ・ジャット(洗車)作戦」。ブラジル石油公社(以下「ペトロブラス」)の捜査から始まった同作戦は、現在、食肉業界にも範囲を広げている。
本格化してから約3年、捜査は贈収賄への関与が明るみに出た企業グループに、特に財務面で大きな変化をもたらしているという。
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グローボ系ニュースサイト「G1」ほか現地メディアが伝えたところによると、今年のブラジル夏時間は10月15日から開始されるという。
夏時間を導入している10州と連邦区で10月15日0時に時計を1時間早めることになる。
夏時間を導入している地域は下記の通り。
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テメル政権の構造改革の一つに年金制度改革がある。受給開始年齢の引き上げを含めた改革案は、ブラジルの財政再建の柱ともいうべき重要な法案だ。新制度への移行が実現することにより、国家歳出は2018年以降の10年で7400億レアル(約26兆円)削減できるともいわれる。
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テメル大統領の総合的な構造改革はまだ道半ばとはいうものの、今年に入ってから、インフレ抑制、政策金利引き下げ、労働法改正など着実に実績をあげてきている。
その実績に対する評価が株式市場に現れつつあるようだ。
グローボ系ニュースサイト「G1」が10月6日づけで伝えたところによると、ブラジル、サンパウロ証券取引所の株価インデックス、ボベスパ指数は9月11日以降、終値ベースで史上最高値を更新中とのことだ。
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ブラジルは世界有数の貧富の差が大きい国と言われるが、その差が気が遠くなるほどの差であることを実感させられる情報が入ってきた。
グローボ系ニュースサイト「G1」が9月30日づけで伝えたところによると、同日、金融コンサルティング会社「コンヂネイロ」が2016年度に経営層に支払った給与額の高い会社ランキングを発表したという。
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