批判の声を受け基準を変更。COP30会場内で郷土食材アサイーやトゥクピーの提供が可能に

2025年 08月 18日
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郷土酒億財「トゥクピー」入り唐辛子調味料。サウロ・ジェニングス・シェフの「カーザ」・ジ・サウロ」にて(撮影/麻生雅人)

批判的な反響を受けて、国連気候変動枠組条約締約国会議2025(COP30)の組織委員会は、公式会場内のレストラン運営企業の募集に関する公募要項を修正した。11月にベレン市(ブラジル、パラー州)で開催されるこの会議では、以前の文書では除外されていたアサイーやトゥクピーなどの地元食材が、提供可能となった。

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ブラジルのペルアスー洞窟国立公園、ユネスコの世界自然遺産に登録される

2025年 07月 14日
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一般公開されているペルアスー洞窟国立公園(写真/ICMBIO/divulgação)

ブラジル、ミナスジェライス州のペルアスー洞窟国立公園がユネスコの世界自然遺産に登録された。

この決定は、今週日曜日(7月13日)、フランスのパリで開催された世界遺産委員会第47回会合において発表された。「G1」、「オ・グローボ」などが伝えている。

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ブラジル、今年上半期の外国人観光客数が過去最高を記録

2025年 07月 4日
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ブラジル各地で行われるさまざまな祭りや行事も観光客をひきつける。世界遺産に選ばれているゴイアス市(ゴイアス州)歴史地区で4月に行われる伝統行事の鬼火行列。「ファヒココス」と呼ばれるフードをかぶった信者たち(ローマ兵を象徴している)が松明を持って行進する儀式はキリストの迫害と逮捕を象徴している(写真/Marcello Casal Jr/Agência Brasil)

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アマゾン地域名物の牛伝説祭ボイブンバ、2025年は紅組が勝利

2025年 07月 1日
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パリンチンス市に伝わる牛伝説をもとにした伝統芸能祭「ボイブンバ」(写真/Mauro Neto/Secom)

ボイ・ガランチード(紅組)はカプリショーゾ(青組)の連勝を阻止し、第58回パリンチンス民俗芸能祭の勝者となった。

このグループは「民衆の牛、庶民の牛」というテーマでパフォーマンスを行い、勝者に選ばれた。集計は、今週末、2頭の雄牛(ボイ)がパフォーマンスを行ったフェスの会場「ブンボードロモ」で行われた。

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アマゾンの牛伝説祭りボイ・ブンバ、活動家エウニッシ・パイヴァにオマージュ捧げる

2025年 06月 29日
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パリンチンス市。ボイ・ブンバ祭が行われる専用スタジアム、ブンボードロモ(写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)

ブラジルの北部や北東部で6月を通して祝われる“6月祭り(フェスタ・ジュニーナ)”。この季節、北部~北東部ではさまざまな名物出し物が行われるが、民衆の間に伝わる牛伝説を対話劇にした伝統芸能「ブンバ・メウ・ボイ」も、有名な祭りのひとつだ。

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6月21日のブラジル・ナショナルデーでは、丸1日、多様なブラジル音楽を紹介

2025年 06月 26日
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EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」で行われた式典で演奏した小野リサ(撮影/麻生雅人)

大阪・関西万博の開催期間中、世界中の様々な国や地域、国際機関が「公式参加者」として、1日限定で特別な「ナショナルデー」や「スペシャルデー」を開催している。

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リオのキリスト像へのアクセスが快適に

2025年 06月 11日
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リオデジャネイロ、コルコバードの丘のキリスト像(写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)

ブラジル石油公社(ペトロブラス)とシコ・メンデス生物多様性保護院 (ICMBio)は、6月9日(月)、リオデジャネイロのキリスト像へのアクセス改善を目的とした環境補償義務協定(TCCA)に合意した。金額は1,490万へアイスで、この合意は、(ペトロブラスによる)カンポス盆地におけるP-56油田プラットフォームの設置に伴い、ブラジル環境再生可能天然資源院(IBAMA)が定めた環境補償に基づいている。

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