
「トモダチなら、アッタリマエ!」。義父が代表を務める農業技術関連会社のオフィスに現れたアルシンド・サルトリ(46)は、90年代前半に一世を風靡した日本のかつらメーカー、アデランスのCMでの名物フレーズと共に、温かく記者を迎え入れてくれた。
ブラジル時代にフラメンゴで共にプレーしたジーコに誘われ、Jリーグが開幕した93年に鹿島アントラーズに入団した。リーグ戦通算130試合80得点という確かな実力に加え、特徴的な“河童あたま”に陽気な性格は、多くのサッカーファンに愛された。
続きを読む

1994年からブラジルのスポーツ応援団長として活躍しているカリオカのRoberto Sant’ana ホベルト(ロベルト)・サンタナ(一部、日本でロベルタ・サンタナと記されたこともある)。あだ名の“Bola Sete ボーラ・セッチ”でも知られている。
続きを読む

2014年のワールドカップ前に行われる代表戦としては最後の試合となった、南アフリカとの親善試合が3月5日(水)に行われた、。2010年のW杯開催国を相手に、ブラジルは5-0で圧倒的な強さを見せつけた。
ブラジルは南アフリカとはここ数年、ずっと1点差という僅差での勝利ばかりだったので、今回大勝できたのは嬉しいに違いない。
続きを読む

多くのブラジル人はW杯期間中、代表戦を必ずテレビで観戦する。普段、サッカーにあまり関心がない人でも例外ではない。テレビ観戦できない人はラジオ中継を聞いて試合の状況を想像しながら応援するくらい関心度が高い。
試合が始まると、町並みは変貌する。いつも混んでいる道路が見違えるほどスイスイと走ることができ、人もあまり出歩いていない。それほどワールドカップサッカーは、ブラジル人にとっては大きなイベントである。
続きを読む

2月23日(日)、代々木中学校の体育館で行われたカポエィラの練習会にお邪魔してきました。
練習会を行ったのは、世界中に支部がある「Capoeira Mestre Alabama カポエィラ・メストリ・アラバマ」(旧名「Nação Capoeira ナサォンカポエィラ」)」の日本支部。「カポエィラ・メストリ・アラバマ」は、その名が示す通りメストリ・アラバマ(アラバマ師)の教えを受け継ぐカポエィラの団体で、本部はブラジル北東部、バイーア州サルヴァドールにあります。
続きを読む

ワールドカップブラジル大会公式スポンサーのひとつであるアディダスが、アメリカ合衆国で限定版Tシャツを発表したところ、図版やボディラインのデザインが、ワールドカップを性的なイメージと結び付けているとブラジル観光公社が指摘、25日にアディダスに正式に苦情を申し立てると、2月24日(月)付け「エスタダォン」が報じた。
続きを読む

アメリカ合衆国の4大スポーツのひとつ、バスケットボール。
今シーズンもオールスター戦を終えて、これから本番に突入するNBAだが、インディアナ・ペイサーズ、マイアミ・ヒート、オクラホマシティ・サンダー、LA・クリッパース、サンアントニオ・スパーズが40勝ラインで前後しており、他を圧倒している。まずまず予想通りの展開といったところだろうか。
続きを読む

今回はソチオリンピックを通して思ったことについて。
ソチは雪不足に悩まされ、連日ポカポカとして陽気が続いていた。2月12日のオリンピックパークは最高気温17度を記録して、南国の選手にも恵まれた(?)環境に見えた。しかし、ブラジルにメダルはもたらされなかった。
続きを読む