三菱重工業と三菱商事は11月20日(水)、ブラジルのサンパウロ州交通局傘下で公共路線バス運営を管轄するサンパウロ都市圏運輸公社(EMTU/SP:Empresa Metropolitana de Transportes Urbanos de Sao Paulo S.A.)およびバス運営会社のメトラ社(Metra Sistema Metropolitano de Transportes Ltda.)と、電気バスの走行試験契約を締結したことを発表した。
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11月5日(火)、日清紡ホールディングスは、コア事業のひとつであるブレーキ事業で南米ビジネスを拡大するため、連結子会社である TMD Friction do Brazil S.A. (以下、TMD ブラジル)を新立地に移転することを発表した。
現在、拠点としているサンパウロ州インダイアトゥーバ市は、周辺の市街地化が進んでおり、工場増設に必要な敷地の余裕がないという。TMD ブラジルは同州のサウト市郊外に移転、増産体制を構築。操業環境を改善するとともに、品質と生産性をさらに向上させ収益力の強化を図るという。
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Hondaは10月30日(水)、ブラジルにおける風力発電事業会社ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ(以下、ホンダエナジー)が、ブラジル政府関係者および地元関係者出席のもと、ブラジル南部のリオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市(サンパウロ州スマレ市にあるHonda四輪車工場から南へ約1,000km)に建設される風力発電拠点の着工記念式典を行ったことを発表した。現地発表は10月29日。2014年9月の稼働開始を予定しているという。
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10月5日(土)より全国のイオンシネマで限定公開が始まったアニメ映画「ブルー 初めての空へ」の主人公は青いコンゴウインコ。コンゴウインコにはいろいろな種類があって、主にパナマ辺りに生息するカラフルなルリコンゴウインコがよく知られています。
ブラジルにも幾種ものコンゴウインコ(ブラジルではArara アララ)がいますが、「ブルー 初めての空へ」に登場するスミレコンゴウインコ(写真)は、現在は絶滅の危機にさらされています。実はこの映画は、そうした美しい鳥の存在を人々に知らせる意味も込められて作られたのだそうです。
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今年2013年の9月22日にはリオ市南部のフラメンゴ公園で自転車による「カーフリーデー」のパフォーマンス行進が行われたとAgência Brasilが伝えた。
フランスを中心に、毎年9月22日に世界各国の都市で開催される「カーフリーデー」。一般社団法人カーフリーデージャパンによるとカーフリーデーとは、「街の中心部において1日マイカーを使わない地区を創り出し、車のない都市空間を体験します。街では車に頼らなくても日常生活には支障がないことを実感してもらい、社会啓発するもの」とのこと。
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車の多いサンパウロでは、交通量を規制するために「Rodizio(ホジージオ=交代制)」というルールを定めている。ナンバープレートの末尾の数字によって、車の利用を曜日ごとに規制するというものだ。もともとは「COを減らす目的ではじめた」(※1)が、現在では渋滞対策のために行われているという。
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ヤマハ発動機株式会社は“BlueFlex(ブルーフレックス)”バイクの150ccストリートモデル「YS150 FAZER BlueFlex(ワイエス150 フェーザー ブルーフレックス)」を9月下旬からブラジルで販売すると発表した。
国策としてエタノール燃料の生産に力を入れてきたブラジルでは、今や普通にガソリンスタンドでエタノール燃料が販売され、四輪自動車では、ガソリンにもエタノールにも対応できるフレックス車がすっかり普及している。ヤマハ発動機によると、二輪自動車においても、年間に販売される二輪車の約30%がガソリンとエタノールの両燃料が使用できる車両だという(2012年時点)。
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8月8日、ホンダは10億レアル(約430億円)投資して、ブラジルに四輪車の新工場を建設することを発表した。15年の稼働を目指しており、年間生産能力が24万台に倍増する。12年13万5000台と380万台のブラジル市場では、3.5%だったシェアをまずは5%以上に高めたいところだろう。
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