8月11日(火)からサンパウロで第43回ワールド・スキルズ(国際技能競技大会)が開催された。同大会は日本では技能五輪国際大会として知られている。大会は16日(日)まで。
代表選手は、大会を主催するワールドスキルズ・インターナショナル(WSI)の加盟団体である中央職業能力開発協会により選定・決定される。日本の厚生労働省が広報した同協会の発表によると、日本からは今大会に40職種45名の日本代表選手が派遣されているとのこと。
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ブラジルのサンパウロ市内には地下鉄の路線があらゆる方向に伸びています。しかし、それでも公共交通としての市民の足には、より多くの路線が走っているバスが不可欠。学生からお年寄りまで多くの人が、日常的にバスを利用しています。
そんなサンパウロには、さまざま種類のバスが走っています。普通のバス、トローリーバス、2車両連結バス、そして3車両連結バスまで。こんな電車みたいなバスは日本の狭い道路では無理ですね。私のデジカメに収めるのも一苦労。
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2016年の8月にリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックが開催されるブラジルでは、5月から、全国約500都市の街道や路上をめぐる聖火リレーがスタートする。
リレーと共に走るキャラバンキャラバンに参加する車のひとつである中型セダン車「セントラ・ウニッキ」の特別仕様車が、リオデジャネイロ市のジョッキークラブで発表された。7月3日、ブラジル日産が広報した。
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TVグローボが7月2日、番組「ジョルナウ・ダ・グローボ」で報じたところによると、ブラジル世論調査・統計機関(IBOPE)の調査では5月のブラジル鉱工業生産指数は4月に比べて0.6%向上したという。
しかしながら前年同月比では8.8%悪化している。
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アメリカ合衆国での滞在の最終日である7月1日(水)、ジウマ大統領はカリフォルニア州サンフランシスコのマウンテンヴューにあるグーグル社を訪問した。
ジウマ大統領はグーグル社にて、娘のパウラ・フセフィさんと共に、同社が進める新プロジェクトの、自動運転カーに試乗した。「アジェンシア・ブラジル」(7月2日づけ)が伝えている。
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乗用車や軽量の商用車の販売が大幅に落ち、過剰在庫や生産調整、解雇やレイオフといった言葉が聞こえるブラジルの自動車業界。
しかしそんな中、高級車の販売は逆に伸びていると5月14日付「エスタード」紙が報じた。
国内で販売される高級車の70%を占めるドイツ系企業のアウディとBMW、メルセデス・ベンツの3社は、1~4月に、昨年同期の1万1807台を18%上回る1万3936台を販売した。
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日本企業のブラジル撤退の原因として、もう一つ大きな課題を取り上げるのを忘れていたので、今回追記をしたい。それは、財務戦略である。
財務は、ある意味ブラジルでの経営の生命線であり、企業が途中で躓く起点となっていることも多い。根本的にブラジル財務に関して日本企業の本社は以下の3つの点で勘違いをしている。
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前回、日本企業撤退の原因の一つとして、進出前の調査・フィージビリティスタディの欠如を挙げた。ふたつ目の大きな理由は、グローバル時代にふさわしくない日本の人事制度だ。
真の意味でグローバル企業かどうかは、人事評価=キャリアパスに現れると思っている。日本のほとんどの大企業は、海外に進出するという意味での国際化は何十年も前からされているが、真のグローバルな組織になっている会社は少ない。
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