CCBJアワード・パーソン・オブ・ザ・イヤー2017、新日鐵住金の進藤孝生代表取締役社長が受賞

2018年 07月 7日
CCBJ アワード

毎年、日本・ブラジル間のビジネスに最も尽力したビジネスパーソンに贈られるCCBJアワード・パーソン・オブ・ザ・イヤーの発表及び授賞式典が、7月3日(火)、東京・代々木にある駐日ブラジル大使公邸で行われた。

このアワードは在日ブラジル商工会議所(CCBJ)の会員の投票により選出されるもので、受賞者には、日本人移民造形作家、大竹富江のデザインによる記念トロフィーが贈呈される。

続きを読む

サマルコ社の鉱山廃水ダム決壊事故、史上最悪規模に認定

2016年 01月 27日
サマルコ ダム 史上最悪

2015年11月に起きた、ブラジル、ミナスジェライス州マリアナ市のベント・ホドリゲス地区を壊滅させた、サマルコ社の鉱山廃水ダム決壊事故。

これは、過去100年間の世界史上最悪規模の災害だと、1月15日づけ「エザミ」が報じた。

これまでの記録にある大規模なダム事故では、1982年にフィリピンで起きた汚泥2800万立方メートルの事故、および、1992年に同じくフィリピンで起きた汚泥3220万立方メートルの事故があるという。

続きを読む

ヴァーリ(ヴァーレ)、サステナビリティ企業インデックスの構成銘柄から外される

2015年 11月 30日
ヴァーリ

現地紙「オ・エスタード・ヂ・サン・パウロ」が11月26日づけで伝えたところによると、鉱物資源採掘・加工最大手のヴァーリ(ヴァーレ)社が、2016年以降、サステナビリティ企業インデックス(ISE)の構成銘柄から外されることが決まったという。

ヴァーリはミナスジェライス州マリアナ市で決壊して環境汚染を引き起こしている鉱山廃水貯蔵ダムを管理するサマルコ社の50%の権利を有している。

続きを読む

周辺の河川の汚染物質が許容量の13,000倍。ミナスジェライス州鉱山廃水貯蔵ダム決壊事故で

2015年 11月 15日
ミナスジェライス鉱山廃水 汚染泥土

11月5日(木)に起きた、ミナスジェライス州マリアナ市での鉄鉱石・ペレット生産会社のサマルコ社が管理する廃水貯蔵ダムの決壊後、日を追うごとに被害の甚大さが明らかになってきている。

汚染泥土が貯蔵ダムから流出した際、泥水の高さが場所によっては20メートル以上に達し、その様子を現地メディアは「泥の津波」と形容している。

続きを読む

ウジミナスが社長罷免、新日鉄が権限拡大図る?

2014年 10月 2日
ウジミナス フレアン氏

伯国(ブラジル)を代表する鉄鋼会社の一つであるミナスジェライス製鉄所(通称ウジミナス)が、9月25日に社長ならびに2人の理事を罷免し、市場に動揺が広がっている。

9月27日付ならびに10月1日付「エスタード」紙によれば、9月25日に開催された経営審議会で罷免となったのは、フリアン・エグレン社長と子会社担当のパオロ・バセッチ理事、産業担当のマルセロ・シャラ理事の3人だ。

続きを読む