ブラジルの国民酒「カシャッサ」とは何か<3>沖縄で「カシャッサ」が造られている!?

2017年 05月 21日
カシャッサ ラム 違い

「カシャッサ」と一般的な「ラム」の大きな違いは、「カシャッサ」が、サトウキビの絞り汁(「ガラッパ」)を発酵させた醸造アルコールを蒸留して造るのに対し、「ラム」の多くは、サトウキビから砂糖を精製する際に生まれる副産物の糖蜜(「モラセス」ブラジルでは「メラッソ」)を蒸留して造る。

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ブラジルの国民酒「カシャッサ」とは何か<2>「カシャッサ」と「ラム」の違い

2017年 05月 21日
カシャッサ ラム

「カシャッサ」には無数の呼び名があり、「ピンガ」、「カニーニャ」などのほかにも、スラングのような呼び方がブラジル全国で数え切れないほどあるという。

「ダナーダ(いたずらっ子、または、いけない人)」、「コベルトール・ジ・ポーブリ(貧しい人の毛布)」、「アグア・キ・パッサリーニョ・ナォン・ベビ(小鳥は飲まない水)」、「アマンサ – ソグラ(姑を手なづける)」、「ソセッガ – レアォン(ライオンを大人しくさせる)」など庶民的でユニークな呼び方が500以上もあるといわれている。

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ブラジルの国民酒「カシャッサ」とは何か<1>カシャッサはブラジルの法律で定められたのみもの!?

2017年 05月 20日
カシャッサ・アルテザナウ FOODEX2017

カシャッサとは、焼酎、ウォッカなどにつづき、世界で3番目に多く消費されている蒸留酒だ(ブラジル農牧研究公社(EMBRAPA)、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団・サンパウロ経済縁門学校による)。原料はサトウキビで、有名なカクテル「カイピリーニャ」のベースとしても知られる。

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日本各地でカクテルのイベント開催。カイピリーニャのワークショップも開催

2017年 05月 12日
カクテルの日 カイピリーニャ

毎年5月13日は「カクテルの日」。この「カクテルの日」にちなんで、4月から6月にかけて、日本各地でカクテルに親しむことができるさまざまなイベントが開催されている。

富山県では5月21日(日)まで、「富山カクテルの日」を今年も開催中。期間中に指定されたカクテルを、県内のバーテンダーが工夫を凝らして提供する毎年恒例のイベントだ。2017年のテーマはウォッカをベースにした定番カクテル「モスコミュール」。自家製のジンジャーウォッカを使ったモスコミュールなど、各店が個性的な「モスコミュール」を競い合う。

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シュハスコ名人が作るカイピリーニャも絶品。「南米食堂」

2016年 08月 29日
南米食堂 シュハスコプレート

以前、福生の米軍基地がある16号線沿いに「南米食堂」という名のレストランがあったが、いつのまにかなくなっていた。

その「南米食堂」が、また福生で営業をしていると耳にした。食堂のオーナーの息子が暖簾を受け継いで新たに同じ名の店を開いたのだという。さっそく尋ねてみた。

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カイピリーニャがボディローションやフレグランスになった!

2016年 08月 13日
モルトンジャパン カイピリーニャ 香水

英国王室御用達ブランド「モルトンブラウン」は、ブラジルの国民的カクテルといえるカイピリーニャと、ブラジルの”カーニバルスピリット”からインスパイアされたボディケア「カジュー&ライム コレクション」を7月末に発売した。

コレクションは「カジュー&ライム バス&シャワージェル」(300ml  3,600円+税)、「カジュー&ライム ボディローション」(300ml  5,400円+税)、「カジュー&ライム オードトワレ」(50ml  9,000円+税)の3種類。アイテムはどれも数量限定発売で、日本ではモルトンブラウンジャパンが扱う。

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