ブラジル各地で抗議デモが興った5月15日(木)、ミナスジェライス州のベロオリゾンチ市でもデモがあった。
こちらは交通運賃の値上げとワールドカップの出費に抗議するデモだった。現地メディア(「G1」、同日付け、電子版など)が報じた。
軍警察によると抗議集会に参加したのは約600名。デモは夕方17時ごろから、市役所前のハウウ・ソアーリス広場から始まった。一部の人々はサントアゴスチーニョ地区にあるアッセンブレイア広場に集まり、そこから旧市街区へと向かった。
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W杯まで30日となった(5月)13日、国際サッカー連盟(FIFA)が6月12日の開会式の詳細を発表したが、伯国内のW杯関連工事完成率は41%と13日付フォーリャ紙が報じた。
同紙が完成率を調べた工事の数は167件で、完成68件(41%)、遅れているが大会までに完成60件(36%)、大会後完成28件(17%)で、放棄も11件(6%)あった。
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ギリギリまでワールドカップのために準備してきたプロジェクトのいくつかが、ワールドカップまでに間に合わせることができない目算が高くなってきた。
合衆国のメディア「ワシントンポスト」(5月7日付け)にドン・フィリップス記者が計画の遅れているプロジェクトにスポットを当てた記事を掲載しているが、その口調は厳しい。
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W杯に伴う大規模な人の流れによって予想される混乱を防ごうと、国立民間航空機局(ANAC)は12日、航空各社や小型ジェット機所有者、パイロットらに対し、定められた便の発着時間が遅れた場合などに罰金を科し、場合によってはパイロットの免許停止、航空機の使用停止なども行うと発表した。(5月)12、13日付伯字紙が報じた。
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5月11日(日)、リオデジャネイロ市の南部(ゾナ・スウ)にあるバロン・ダ・トーヒ通りの歩道に亀裂や陥没が起こったと現地メディア(「オ・グローボ」同日付けなど)が報じた。
この一帯の地下では4地下鉄号線の工事が行われている。同工事を請け負うコンソーシアムと代表者による話し合いが持たれた。防災局のマルシオ・モッタ次官は、安全が確認されるまでイパネマの地下鉄の掘削工事の中断を決定した。マルシオ次官は地域住民に対して真っ先に報告がいくべきだったのにされなかったことを、疑問視した。
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国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク(ヴァルケ)事務局長がワールドカップ観戦のためにブラジルを訪問するサポーターに対し、「ブラジルはドイツとは違う」と警告を発した。
(5月)9日付のロイター紙に掲載されたというインタビューの一言だが、バルク氏の発言は、ブラジルの国土の大きさやブラジルの組織化・運営能力など、もろもろのものを指しての表現と言える。
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ブラジルの通信省は、ワールドカップを楽しむサッカーファンが、一部の競技場内において個人の携帯電話でインターネットにアクセスすることができなくなることを認めた。現地メディア(「G1」4月30日付け、電子版)が伝えている。
通信省のPaulo Bernardo パウロ・ベルナルド大臣は、4月30日(水)、6月12日開幕戦が予定されているサンパウロを含めた12競技場のうち6スタジアムにおける携帯電話の利用で、満足のいくサービスを提供することが非常に困難であることを議会公聴会で述べた。
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ワールドカップ期間中、最終戦を含む7試合を開催するリオデジャネイロ市には、60万人の観光客が訪れると見られている。
5月2日(金)の朝、リオ市のエドゥアルド・パエス市長はインタビューに答え、ワールドカップ期間中の交通やスタジアム付近の混乱を避けるため、様々な禁止事項を行うと語った。現地メディア「ヴェージャ」(5月2日付け、電子版)が伝えた。
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