
日本の飲食店で当たり前のように提供される、無料の水道水(タップウォーター)、通称「お冷(ひや)」。外国、特にブラジルのように暑い国で「お冷」が欲しい、と思った人は多いのではないだろうか。
ブラジルの飲食店の大部分では「お冷」制度はないが、リオ・デ・ジャネイロ(以下「リオ」)州では飲食店でフィルターで濾した飲料水を無料で提供することを義務付ける条例がある。ただしミネラルウォーターは別料金だ。
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ジカウイルス、小頭症の赤ちゃんの置き去りなど、妊娠・出産を巡る暗い話題が多い最近のブラジルだが、久しぶりに明るいニュースが入ってきた。
グローボ系ニュースサイト「G1」が3月5日づで伝えたところによると、マット・グロッソ・ド・スウ州カンポグランヂ市のこども服店内で、妊婦が元気な赤ちゃんを出産したという
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ブラジルでは深刻な病院不足が連日報じられているが、病院不足もここに極まれり、と感じさせるニュースが伝わってきた。
グローボ系ニュースサイト「G1」が2月27日付で伝えたところによると、パラナ州クリチーバ市ピニェイリーニョ地区にある公立救急病院で、男性患者が5日間、椅子の上に入院していたことがわかったという。
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先日、ブラジル国民の3分の2が肥満または超肥満、というデータが発表されたばかりだが、一方で超肥満状態から驚くべき方法で抜け出す人々もいる。
グローボ系ニュースサイト「G1」が2月27日づけで伝えたところによると、ブラジル北部ホンドニア州に100キロ減量に成功した女性がいるという。
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ブラジルフェスティバルをはじめとするブラジル関連イベントでも、屋台や売店でさまざまなブラジルの食べもの、飲みものが売られる。
そんなブラジルの食文化を紹介した本が、その名もずばり「おいしいブラジル」(スペースシャワーネットワーク・刊/麻生 雅人・著)だ。
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有効な予防法がまだ確立されていないジカ熱だが、感染範囲拡大抑制には感染者の早期発見がその第一歩となる。
ブラジルでは近年、ジカ熱以外にデング熱、チクングニア熱の爆発的感染も懸念されている。それぞれの感染症を特定する検査に時間がかかることが感染経路の特定などを難しくしているとも言われている。
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ブラジル現地紙「オ・グローボ」電子版が2月18日付で報じたところによると、リオ・デ・ジャネイロ市内の病院で小頭症の赤ちゃんが置き去りにされていたという。
赤ちゃんが発見されたのはリオ市内北部地区にあるアカリ病院。赤ちゃんは病院から第2家庭裁判所によってハモス地区の未成年保護観察所に移送された。
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1月末に出張先の中国のホテルで、国営放送であるCCTVのニュース番組を見ていて驚いた。いきなり、ブラジルの病院の映像が流れ、WHO(世界保健機構)の記者会見などが放映された。
何事かと思って見ていると、ジカ熱に関する報道であった。その日から、毎日のように追加情報がテレビニュースで流された。
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