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ブラジルの国家輸出振興計画(PNE)とは

パラナグア港

輸出は、製造会社が自社製品の販売を現地市場にのみ依存するのではなく、市場の多様化を図ることを可能にする。

企業が専ら自国市場での販売に固執する場合、その国の経済情勢の虜となってしまう。その市場において業績に影響を及ぼす何らかの悪要因が発生した場合、企業は少なくとも短期間では対応することができず、大きな損失を被る危険性に晒される。

この依存関係は、組織に対する財政面での大きなインパクトに加え、特に販売・生産・投入資本の計画策定に関する苦難や従業員と取引先の数および研修の変動頻度を増大させる傾向がある。結局のところ、単一市場の不安定さが必然的に企業に直接反映することになる。

そのため、市場での存在の強化または存続を望む企業は、その規模が大、中、小のいずれであれ、国際市場を指向する特別な努力を自らの計画の中に含まなければならない。

正にそれこそがブラジルで起こっている状況であり、企業と政府がより進んだ輸出の自由化を促進し、それにより市場の多様化、生産の増大、収益の拡大、租税負担の軽減、企業の業務改善、製品品質の恒常的改善といった成果を得ることでより一層の開放を目指している(次ページへつづく)。

(文/エドアルド・ヴィトール、フェルナンド・マグリ、記事提供/ブラジル特報(日本ブラジル中央協会)、写真/Fabio Scremin/APPA)
写真は代表的な輸出港のひとつパラナ州のパラナグア港

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