12月13日(日)、サンパウロのパウリスタ大通りでジウマ・ルセフ大統領(労働者党:PT)の政権に異議を唱えるデモが行われた。現地メディア「G1」(同日づけ)が伝えている。
デモ行進では、ジウマ・ルセフ大統領だけでなくルーラ元大統領(労働者党:PT)もやり玉に挙がったが、ルーラ元大統領への抗議運動ではすっかりおなじみとなった、ピシュレッコとよばれる同氏を姿どった囚人服姿の巨大な風船人形が掲げられた上、小型のピシュレッコが路上で販売された。
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12月2日(水)にブラジル下院議会のエドゥアルド・クーニャ議長がジウマ・ルセフ大統領に対する弾劾請求を承認したことから、ブラジルでは大統領の弾劾について多様な意見が飛び交っている。
そんな中、議会による大統領弾劾は民主主義に反するとして、断固とした抗議を表明する「ブラジルへの手紙」が12月8日(火)づけで公表された。現地メディア「ジョルナウ・ド・ブラジル」(12月9日づけ)などが伝えている。
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在ブラジル日本大使館が12月2~4日に予定されていたブラジルの(ジウマ・)ルセフ大統領の訪日がキャンセルされたことを明らかにしたのは11月27日のこと。
前回の訪日も(発表後に)キャンセルされたのだが、その時は国内で大規模なデモが起こり、止むを得ない状況だった。しかし、14年に安倍首相がブラジルを訪問し、15年には日本ブラジル外交関係樹立120周年を記念して秋篠宮ご夫妻がブラジルを訪れ、次は外交的にも当然ルセフ大統領の訪日となるはずであった。
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政治危機に見舞われる中、ジウマ・ルセフ(ルセーフ)大統領は来週(12月2日~)に予定していたヴェトナムと日本への訪問をキャンセルした。
気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に出席するため、パリへの訪問予定は維持されている。
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ジウマ・ルセフ(ルセーフ)大統領は来週(12月2日~4日)日本を訪ね、2012年以来ストップしているブラジル産加工牛肉の日本への輸出再開について対話する。
「今回の訪日の機会に期待されていることは、加熱処理肉の日本の市場への参入を促すことです」と外務省 政治局2の副事務局長でもあるジョゼー・アウフレッド・グラッサ・リマ大使は語った。
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日伯両国間の経済関係の強化を図ると共に、貿易投資フローの自由化のための法的基盤を提供することを目的に、ブラジル全国工業連盟(CNI)と日本経団連は、日伯両国間の包括的な経済連携協定(EPA)の実現に向け交渉を開始するよう提案し、その枠組づくりに取組むことに合意した。
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2016年リオ・オリンピック・パラリンピックのために例外的に外国人入国ビザの取得を免除する議会法案に対し、ジウマ大統領が11月24日(火)に署名、連邦官報によって25日に公示された。現地メディア「オ・グローボ」(25日づけ)などが伝えている。
これによると、今回のビザ免除措置は2016年9月18日までにブラジルに入国する人に適用されるという。入国の際に五輪の競技チケットを購入している証明は不要で、ブラジルでの滞在期間は最長90日間だという。
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毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局と毎日メディアカフェ事務局は、ブラジルのマリーナ・シウヴァ(マリナ・シルバ)元環境大臣の来日報告会を11月30日(月)に開催する。
アマゾンの熱帯雨林の保護活動で知られるマリーナ・シウヴァ(マリナ・シルバ)元環境大臣は毎日新聞の招聘により、今年(2015年)10月10日に初来日して、17日まで日本に滞在した。
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