8月25日(火)、USドルが再び上昇したと、現地メディア「G1」(同日づけ)が伝えている。これは他の新興国の通貨とは異なる動きで、ブラジル国内の政情不安に投資家が反応しているとみられている。
この日の市場は、アメリカ合衆国の通貨は1USドルが3,6084レアル(ヘアイス)で売られる値で取引を終えたという。「G1」の為替レートを伝えるチャートでは、夜7時30分の段階で3,6175レアル(ヘアイス)とさらにドル高は進んでいる。
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対USドルで下落を続けるブラジルの通貨レアル(ヘアウ)が、8月24日(月)、この12年間での最安値を更新した。現地メディア「ヴェージャ」(24日づけ、電子版)が報じている。この日、1レアルに対して3.55レアルを記録したという。
上海株式市場の株価の下げ幅が8%以上となり、世界第二の経済大国とされる中国の景気が減速していることも影響しているという。グローバル市場における大きなリスク回避の気運に反応したものとみられているという。
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8月初旬、サンパウロ州に次いで日系人が多いパラナ州の地方都市である、マリンガーとロンドリーナを訪問する機会があった。マリンガーは2年前にも一度訪問をしているが、ロンドリーナは初めてであった。
どちらも日系移民が多数入植した地域で、現地での存在感も大きい。今回は、経済が悪化してからの訪問ということで、ブラジルの現状を把握する上で貴重な機会となった。
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8月16日(日)、ジウマ大統領や連邦政府、汚職に異議を唱える抗議デモが、ブラジルの全ての州および連邦直轄区、205の都市で行われた。現地メディア「G1」などが伝えている。
「G1」によると、軍警察が発表したデモの参加人数は合計で87万9,000人。今年(2015年)4月に行われたデモのときの70万1,000人よりは上回ったが、3月のデモの240万人を超えることはなかったという。
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ブラジルの調査統計の専門機関イボッピ・インテリジェンシアが、今年の7月16日~22日に142市町村の2002人を対象に行ったリサーチ「社会信頼指数」を発表した。
ブラジル社会の中で「信頼」されているものは何か、そしてその信頼度がどのくらいかを知る目安となる指数だ。果たしてブラジル人に最も「信頼」されているものとは? 少なくとも「政府」ではなさそうだけど…!?
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アメリカ合衆国の格付け機関スタンダード&プアーズは、7月28日(火)、ブラジルの格付け見通しを「ネガティヴ」に引き下げたと現地メディア「G1」、TVグローボの「ジョルナウ・ナシオナウ」が伝えている。
スタンダード&プアーズは格付け見通しについては「ネガティヴ」に引き下げたが、格付けについては「BBBマイナス」に据え置いた。
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7月10日(金)、ブラジルの新しいパスポートが公表された。国際的な基準に合わせて、新パスポートの有効期限は10年となった。
法務省、外務省、連邦警察、造幣局などが公表したパスポートの変更点について、「G1」、「フォーリャ」、「R7」など現地のさまざまなメディアが伝えている。
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7月10日(金)、ブラジル連邦警察と造幣局(CMB)が、新しいパスポートのデザインと機能を発表したという。TVグローボの報道番組「ジョルナウ・オージ」、「G1」などで報じた。
表紙のデザインは従来の共和国紋章から南十字星に変わった。デザインだけでなく、機能面でもレベルが向上している。
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